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宅配便裏 それでもすぐに自分がドールであることを思い出し、まだ痛む腕を脱力してドールを演じる。 しかし、ダッチワイフを着せられる感覚に終わりの時間が近づいていることを知る。 ダッチワイフの中におさめられ、空気が歩美を圧縮する。 続いてダンボールによる呼吸の制限。 その後、男から荷物として宅配業者に引き渡される。 歩美は宅配業者に気づかれないように息を潜めていたが、疲れからかいつしか眠ってしまっていた。 気づいた時には雑居ビルの3階の部屋へ戻ってきていた。 すでにダンボールから出され、身体はダッチワイフのまま、顔だけが出されていた。 オネエの従業員にお疲れ様と声かけられる。 歩美はダッチワイフを脱ごうとするが、ダッチワイフの空気は抜かれおらず丸い手足では立つことも脱ぐこともままならない。 その姿は身体だけがダッチワイフになってしまった女性、合成写真のようでもある。 それでもなんとかダッチワイフを脱ぐことができた。 それでもその下にはラブドールを着ている。 歩美はラブドールの身体がリアルに造られているので、なんだかいやらしいと思いながら脱ぐ。 脱いだラブドールはシングルハンガーにかけてラバースーツのまま、シャワー室へと向かう。 シャワーを浴び、黒い第2の皮膚の上から自分の身体に触れることに快感を覚えている歩美は、いつもオナニーをしてしまう。 声を出すのをグッとこらえて、オナニーをするが洩れた声はシャワーに消してもらう。 シャワーの水をラバースーツの間に入れてやることでラバースーツは簡単に脱ぐことができる。 シャワー室で脱がれたラバースーツはオネエ従業員がきちんと手入れをしてくれる。 シャワーを終えた歩美は私服に着替え、今日の報酬をもらい駅へ。 今から大好きな彼氏の元へと足取り軽く向かう、楽しみの方が勝り眠気はどこかへいってしまった。 彼氏の家に着き、インターホンを押し、しばらく待ってみるが反応がない。 仕方なく合鍵で部屋へ入る。 寝室を覗くと彼が死んだようによく眠っていた。 相手をしてもらえないことに、ガッカリしてリビングへ行くと見慣れぬ物を発見。 それはテレビで見たことのあるウルトラマンの着ぐるみ。 手にとって見てみる。 歩美は自分の体に合わせてみる。 まるで自分の身長に合わせたように造られている。 歩美は彼が自分に着て欲しくて用意したと思った。 彼は以前から1日部屋で過ごすときはコスプレをして欲しいと歩美にお願いすることが多かった。 コスプレ衣装もいくつかあるが、歩美は気に入ったものしか着なかった。 今日は気分がいいから自分から着て驚かせてやろうと歩美は思った。 また、彼の喜ぶ顔も見たかった。 さて、いざ着ぐるみを着る上で歩美の長い髪を束ねる必要があるのだが、彼はコスプレするときはとことんこだわりがあったので、ウルトラマンの着ぐるみの近くの箱を探してみるとあった。 ラブドールの中に着ているような黒いラバースーツが出てきた。 それは全身を覆い肌の露出が一切なくなる。 普通の人なら驚くのだが、歩美には見慣れた代物。 ついさっきまで着ていた。 ただ、気になったのは呼吸ができるかということ。 ラバースーツの顔を光にかざすと目、鼻、口のところに細かい穴が空いていた。 顔を押し当てて確認すると、呼吸もできるし、よく見える。 鏡を見るとそこにはのっぺらぼうの黒い顔、近づいて見てみるが穴は分からない。 凄い、歩美は興奮している。 それにこのラバースーツを着て、ウルトラマンの着ぐるみを着るとかなりの拘束感が得られると考えるだけで、歩美のアソコは湿り始めていた。 歩美は自分が変態であるということを実感し、バイト以外で全身の拘束感を得られることにワクワクしていた。 早速、裸になりラバースーツに足を通す。 冬の朝に暖房の入っていない部屋に置かれいたのでよく冷えている。 ラバースーツは滑りが悪く、悪戦苦闘していると額に汗がにじんできた。 このラバースーツも歩美にピッタリであった。 いつの間に私を採寸したのだろうという歩美の疑問もラバースーツの締め付けでどうでもいいことにかわっていく。 髪を軽くまとめると体の部分と一体となったラバーマスクを被る。 目、鼻、口の位置を調整し、背中のファスナーを閉める。 歩美は姿見鏡に映る自分の姿をポーズをとったり、振り返ったりして見てみる。 そこに映るのは鈍い光沢を放つ黒いゴム人間。 このゴム人間が女性であることを大きな胸が主張している。 ゴム人間となった歩美は自分の身体を触り気持ちよくなり始めたが、ウルトラマンの着ぐるみのことを思い出す。 この格好のときに彼が起きてきたら、言い訳のしようがない。 もっともラバースーツを着て、その上からウルトラマンの着ぐるみを着ていても同じなのだが。 家具にかけられているウルトラマンの着ぐるみの足元には銀色のグローブとブーツが置かれている。 ウルトラマンの着ぐるみを着たあとで、これらを付けたらいいのかと一人納得してウルトラマンの着ぐるみに着替える歩美。 ちなみに歩美にとってはウルトラマンもウルトラの母も同じように見えている。 ウルトラの母の着ぐるみは中もゴムになっており、滑りが非常に悪い。ラバースーツの足を入れていくと、ギュギュッという音ともにそれ以上は入っていかない。 どうしたものかと考えていたが、このラバースーツの入っていた箱の中を探すと、箱の隅に棒状のケースのものが転がっている。 そのケースにはローションが入っていた。 これも彼が用意したもの。 いざ、ウルトラの母の着ぐるみを着ようとして着にくいと着てもらえない可能性が出てくる。 それを察して用意したのだろう。 ローションを手にとり、黒い皮膚に覆われた足に塗る。 そしてウルトラの母の着ぐるみに足を通すと、先ほどまで入らなかったのが嘘のようにスルリと入った。 両足とも着ぐるみにおさまり、お尻までしっかりと着ぐるみにおさめる。 股下辺りのシワを伸ばそうとして、自分の手がすでに着ぐるみの中におさまっている、自分のアソコに勢いよく触れる。 すごく感じる、いい気持ち。 ローションの滑りもあと押しして、クチュクチュと音を立てて自分のアソコをいじりだす歩美。 なんともいえない光景。 下半身がウルトラの母、上半身は黒いゴム人間。 立ったまま、前傾姿勢で右手は自分の股へ、左手は自分の乳首をいじりながら乳房を揉んでいる。 程なくして、歩美は必死に声を押し殺してイッてしまう。 そしてソファに腰かけ、息を整える。 しばらくしてようやく落ち着いてきた歩美はブーツを履き、着ぐるみの着替えを再開する。 腕にもしっかりとローションを塗ってからウルトラの母の着ぐるみに腕を通す。 スルスルと腕は通り、黒い皮膚のゴム人間の体はウルトラの母に変わっていく。 頭にもローションを塗るが、顔にはつかないように注意しながら塗る。 ウルトラの母の面の内側はスポンジが貼ってあるが、目、鼻、口の部分だけはスポンジに穴があいており、視界と呼吸を確保している。 その穴に合うように頭を滑らせながら着ぐるみの中へ。 この時点ではそれほど苦しくないが、背中のファスナーを閉めていくと面に顔が押し付けられて苦しくなってくる。 一回開けてみようかと思ったが時すでに遅く、いくら探してもファスナーのツマミが見つからなくなってしまった。 少し焦る中で、どこかでこのような感覚を味わったような気がする歩美であった。 自分で開けられないなら、彼に開けてもらうしかない。 グローブを装着してウルトラの母となった歩美は彼の寝室へと向かう。 視界の狭いウルトラの母は寝室に入ると彼にものすごく接近してまだ寝ていることを確かめる。 そして彼の布団へと潜り込む。 ある程度見当をつけて彼のイチモツを掴む。 さすがにそれにはビックリしたのか彼は飛び起きる。 部屋を見回すとリビングへ走っていく。 歩美からすれば、彼の行動がさっぱりわからない。 苦労して着ぐるみを着たのにぜんぜん喜んでくれない彼に対して怒りが込み上げてくる。 歩美は歩美で一人拘束プレイを楽しんでいたのだが、それは関係がないようだ。 腹が立つので脱ごうとファスナーを探す振りをする。 先ほど探したが見つからなくなってしまっただが。 そのときよりは幾分かは呼吸するのにも慣れていたので、着ぐるみを脱ぐのは少し残念だった。 それを見て彼はもう少しその格好でいて欲しいとお願いしてきた。 歩美ももう少しウルトラの母でいたかったので、変態と彼に悟られないように理由をつけて着ぐるみのままいることにした。 内心喜んでいた歩美は、ウルトラの母の姿で彼の朝食を準備する。 彼が喜ぶかと思い甘えみたりもした。 あまりにニヤニヤとしている彼に、今ならウルトラの母で何かすることで、高くて買えなかったブーツをおねだりしてみようと条件を出してみた。 このなんともいえない拘束感を続けたいと思う変態的な自分を隠し、欲しかったブーツの為に仕方なく着ぐるみを着ていることを演じる歩美。 歩美にとっては願ったり叶ったりであった。 彼がウルトラの母でして欲しいことは膝枕みたいな奉仕的なことと歩美は思っていたのだが、目の前に置かれたのはエナメルのセーラー服。 着ぐるみの上からコスプレをしろということ? 歩美は戸惑った。 以前、彼に着て欲しいとエナメルのセーラー服を出されたときは断ったのだが、実は彼に隠れて一度着たことがあった。 スカートで隠れるとはいえ、きわどいハイレグにとても着ることはできないと思った。 しかし、今は着ぐるみを着ている。 恥ずかしくないと思って引き受けた。 ところがウルトラの母の着ぐるみを着たまま、このエナメルのセーラー服を着るのはキツかった、サイズが小さい。 ハイレグ部分は歩美の股を突き上げ、割れ目をクッキリと浮き上がらせる。 この食い込みは歩美が少し動いただけでも、アソコを刺激し歩美を脱力させた。 豊満な胸もフロントファスナーを上げるのに苦労した。 もうこれだけで身体を縛られているような拘束感を得られた。 スカーフを結ぼうとウルトラの母の面に小さくあいた穴から覗き見るが、胸元がよく見えない。 おまけに慣れないグローブでうまくリボンが結べない。 少しイライラしていたとき、彼にお尻を鷲づかみにされた。 イライラが頂点に達した歩美は振り返り、じっと待つように注意しようとしたとき、ハイレグが食い込んだ歩美の股に彼の顔が急接近。 恥ずかしさとイライラで、彼にビンタと変態の一言を浴びせてしまった。 イライラしていたとはいえ、手を出すことはなかったかと少し反省した歩美。 大人しくなった彼にやり過ぎたかと反省する歩美。 そんな歩美の脳裏に以前テレビで聞いたことが甦る。 男性はチラッと見えるものに興奮すると聞いたのだった。 本当かどうかはわからないが、ミニスカートを好む男性が多いのもそれでなのかと思いながら、歩美はスカートの丈をわざと短くして履いた。 彼は先ほどよりも興奮しているように見えた。 歩美がこれでいいの?と確認する間もなく彼が飛びかかってきた。 もう着替えも終わっていたので、歩美は彼を受け入れた。 彼がエナメルのセーラー服の上から激しく胸を揉む、その度にハイレグの食い込みがさらに食い込み、歩美のアソコを襲う。 あまりに激しく胸を揉まれるので、ウルトラの母の着ぐるみを着ていても感じてしまい、吐息が洩れる。 彼のイチモツがハイレグの食い込みで浮き出た歩美のアソコをさらに攻める。 彼の荒い息づかい、ラバースーツ、着ぐるみの奥から聞こえる歩美の篭った喘ぎ声、そして彼のピストン運動で擦れるエナメルの音が部屋を占めていた。 歩美も気持ちよくなり声が大きくなり始めたとき、彼はイッてしまった。 まだ、呼吸の荒い彼がセーラー服を着たウルトラの母に覆い被さる。 歩美のアソコはもうぐちゅぐちゅになっていたが、満足はいっていない。 しかし、ブーツの為に彼を満足させることはできた。 買い物に行くため、セーラー服と着ぐるみを脱がせてと彼に催促する。 彼は少し寂しそうな表情を浮かべながら、セーラー服を脱がせ、着ぐるみのファスナーを開けてくれた。 ウルトラの母から顔出すと、まだラバースーツを着ているが、新鮮な空気を吸っている感じがした。 ウルトラの母を彼に引っ張ってもらいながら脱ぐ。 身体は動きやすくなったが、ラバースーツの中は汗といやらしい液で満たされている。 黒いゴム人間となった歩美になにか言いたげに見ている彼。 早くラバースーツも脱ぎたい歩美は彼にこれも脱がせてと言う前に、彼からもう一つお願いを聞いてくれたらバッグも買うと提案があった。 歩美が彼の前で以前からバッグが欲しいことをアピールしていた。 そこへ彼がうまく漬け込んできた。 ラバースーツの中は気持ち悪くなっているので早く脱ぎたかったが、バッグも捨てがたい。 結局、歩美は彼の何をするかもわからないまま提案を受け入れる。 彼がやりたかった事はラップによる拘束。 それも業務用ラップ、荷物などの荷崩れ防止用などに用いられる。 調理用のラップとは違い、しっかりときつく拘束ができると、ゴム人間となった歩美の体に説明しながら巻いていく。 それを聞いた歩美は始めは嫌だったが、約束もある。 そして何よりどれだけの締め付け感を味わえるのか、ワクワクし始めていた。 彼は力強く慣れた手つきでゴム人間をミイラのように拘束していく。 締め付け感は足元からどんどん上へと上がってくる。 歩美はドキドキワクワクしながら、ラップに巻かれる。 歩美は気づいてはいないが、股のところはラップはされていない。 首から顔へ、もしかして呼吸を制限されるの、と考えるだけで歩美のアソコは湿り始めていた。 歩美の期待にはそぐわないで、呼吸は確保されたがそれでもギチギチに拘束されたことで歩美のアソコからは絶え間なく汁が流れでていた。 これからどうされてしまうのかと、緊張しながら待つ歩美。 何やら股のところに違和感が。 その後、下腹部辺りを更に拘束される。 ソファに寝かされる。 これで終わりと思った瞬間、バイブ音とともに体に刺激が走る。 アソコになにかが当り、激しく振動している。 たまらなく気持ちがいい。 呼吸が早くなり軽い呼吸制御された状態に陥る。 拘束された上にアソコへの刺激。 快楽で身をよじる歩美であったが、ラップで拘束された体はほとんど動かすことができない。 快楽をどこへも逃がすことのできなくなった歩美は大声をあげてすぐにイッてしまった。 イッてしまってもなお、アソコへの刺激は続く。 すぐに次の絶頂が訪れる。 拘束された体を少し曲げ、声を出さずにイッてしまう歩美。 刺激はまだ続く。 もうダメかと思った時、刺激がなくなった。 そのままラップの拘束も解かれていく。 あのまま続くと危なかった。 歩美は気持ち良すぎて、意識を失う寸前だった。 ラップ拘束を解かれたが、体に力が入らない。 意識も朦朧とした状態で彼の手によってどこかへ運ばれる。 浴室で今日、彼と初めて交わる。 歩美は変態チックなプレイを彼と楽しめるなら、プレゼントは要らないかなと思うのであった。 もちろん今回約束したブーツとバッグは買ってもらった。 end...
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ショックを受けた悟史だったが、一つ引っかかることが、宇宙人の彼女の顔。 どこかで見たことのある顔のような気がしていた。 いろいろ考えてみたが、分からないまま、マンションへと帰ってきた。 マンションのオートロック前に、小柄で可愛らしい女の子がスーツケースと並んで立っていた。 鍵でオートロックの扉を開け、中へ入ろうとする悟史に女の子が声をかけてきた「あのー」。 「中へ入りたいんですか?」悟史が返す。 「私、美優です」 「覚えてますか?河童の」 その女の子は顔を真っ赤にし、下を向いている。 「え、あ、あの」 美優に会いたくて店へと足を運んだ悟史も驚きで言葉にならない。 まさか、美優から会いに来てくれると思わなかった。 そして、あの河童の中身 がこんな可愛い女の子だったとは。 美優を見ながら対比、想像するとどんどん悟史の股間は熱く膨張してくる。 ズボンのポケットに手を突っ込み、手で大きくなった股間を押さえる。 そして、何事もなかったように「こんな入口で立ち話もなんなんで、部屋へ行きましょうか」と誘うと、美優も真っ赤な顔でコクリと頷いた。 テイクアウトのときは、フローリングに座っていたが、今日はソファに座る美優。 男の一人暮らし、ペットボトルのお茶を入れて美優に出す。 2人はソファに並んで座るが、お互い話にくいことがあるのか、しばし沈黙が続く。 悟史は今日あったカフェでのことは話さず、美優に質問する。 「どうして来たの?」 美優も口を開く。 「清水さんの身分証の控えを見て、探してきました」 悟史は自分のした質問の求めている答え、何をしに来たのかを聞きたいのとは違うなぁと思いながらも、美優の答えに変に納得していた。 確かにテイクアウトのときは、スーツケースに入れて河童の美優を持ち帰ったので、自分の家の場所は美優には分からない。 美優の答えは的確であるように思えた。 改めて、悟史は「今日は何をしに来たのか」と質問する。 美優は下を向き、言いづらそうにしていたが、意を決したのか、顔を上げて悟史と向き合い「前にしたように私を拘束して下さい」 言葉を発した途端、美優の横顔がみるみる赤くなっていく、恥ずかしさからか耳は真っ赤になっている。 悟史もかわいい美優をラップで拘束し、真空パックすることを想像しただけで股間が硬くなっていた。 自分の股間を見られないように、美優の持ってきたスーツケースについて聞いてみる。 「スーツケース、何が入ってるの?」 「このまま拘束されるのが、恥ずかしいので 」 「以前お店で使っていた河童の着ぐるみを貰ってきてあったので、前みたいに」 美優が弱々しく答える。 悟史には願ったり叶ったり、河童の着ぐるみへの着替えが目の前で見ることができるかもしれない。 少し興奮し、上手く舌が回らない悟史「き、着替えるのを見ていい?」 自分でも分かるくらい声が高い。 美優の返事をドキドキして待つ。 「一人では着れないので、河童の着ぐるみを着る時は手伝って下さい」 スーツケースを開け、準備している美優の後ろでガッツポーズをする悟史。 その時美優が突然振り返る。 悟史はガッツポーズを隠すようにやめ「どうしたの?」 美優は「裸は恥ずかしいので、隣りの部屋でラバースーツに着替えてきていいですか?」と。 「どうぞ、散らかってますが」と隣りの部屋へと案内する。 美優の手には緑色のラバースーツと黒いインナー。 リビングへ戻ると、スーツケースが開いていて、河童の着ぐるみが目に入った。 悟史は河童の着ぐるみを手にとってみる。 河童の着ぐるみの表面は光沢があり、ツルツルしている。 素材はウエットスーツ、生地の厚みもある。 手も足も頭も一体になっている。 手と足にはカエルのような水掻きがついていて、頭にはお皿もついている。 この河童は前に使っていたというのは本当らしく、甲羅だけは後で背負うようになっているし、河童の顔もマスクになっていて、口は動かず目のところだけ、穴が開いている簡単なものであった。 河童の着ぐるみを広げてみて、しみじみ思う。 すごく小さく美優が着ると本物の河童のように見えるなぁと。 その時、隣りの部屋で大きな音がした。 悟史は慌てて隣りの部屋へ行くと、競泳水着のようなインナーを着た美優がラバースーツに足を突っ込んだ状態で転んでいた。 どうしたのか聞くと、いつも座って着るラバースーツを立ったまま着ようとして、転んだのだと。 悟史は美優にラバースーツをリビングのソファで、座って着るように勧める。 美優もそれに従い、リビングへ移動。 そしてラバースーツに着替える。 「なんか、見られてるの恥ずかしいですね」そういいながら美優はソファに座りラバースーツに足を通していく。 美優がそういったのは、悟史がその着替えをガッツリ見ていたから。 正確に言えば悟史は着替えではなく、ラバースーツを見ていた。 そのラバースーツにファスナーはない。 首の部分を大きく開きそこから足、お尻の順に着ていく。 そして腕を通すと、体を揺するようにして、ラバースーツを引き上げていく。 体がラバースーツにスッポリと覆われると、ファスナーのない分ピッタリしてシワ一つない状態となった。 美優はスーツを着用した時に首の内側へと入り込んだフードを引き出すと、肩まである髪を簡単にまとめ、フードを被る。 フードは美優の頭だけでなく、顔の大部分を覆ってしまった。 ラバースーツに覆われ緑色になった全身で、唯一残されたのは、顔の中で突き出た鼻だけ。 これで呼吸は確保できる。 かわいい顔が少し潰されているが、目は開いていて、緑色で透けているラバー越しに、美優の顔を見ることはできる。 緑色のラバースーツに包まれた美優が、先ほどまで悟史が見てソファに置かれている河童の着ぐるみを手にラバーで少し篭った声で「手伝って下さいね」と。 悟史はコクリと頷くと、美優が河童の着ぐるみを着るのを手伝う。 悟史の股間は今までにない程、いきり立ったまま、河童の着ぐるみに足を入れて引き上げる美優を手伝う。 美優も河童の着ぐるみ越しに、股間が当たるのを感じてはいたが、それには触れずに、河童の着ぐるみを着る。 腕を伸ばし手が通れば、最後は頭。 河童の背中のファスナーは、腰辺りから肩の辺りまでしかない。 甲羅を背負うと隠れるようになっている。 最後に頭を河童の着ぐるみに通す。 河童の首の部分は伸縮性がよく、美優の頭が通る様子がよくわかる。 悟史は河童の頭を押さえるようにして着るのを手伝う。 河童の頭に美優の頭が入ると、美優は視界を自分で調整する。 緑色のラバースーツで目も覆われているので、河童の目も緑色になっている。 ラバースーツに加え、河童の着ぐるみを着てさらに篭った声で「すみません、背中閉めてもらえますか?」そう言うと美優は悟史に背中を向ける。 悟史は河童の背中のファスナーを閉める。 腰辺りから肩の辺りまで閉めたが、まだ奥がある、河童の着ぐるみの中へ手が入っていく。 ファスナーは後頭部近くまであり、河童のマスクをしっかりと固定する。 ファスナーを閉めると、分厚いウエットスーツの生地が完全にファスナーを隠してしまった。 河童となった美優は、悟史に背を向けたまま何か言っていたが、篭った声で悟史には聞き取れなかった。 河童は振り返り、悟史と向き合う。 悟史よりも小さな河童は、緑色の瞳で悟史を見上げる。 そして、その視線は悟史のまだ興奮冷めやらぬ股間へ。 少し焦る悟史であったが、水掻きのついた河童の手がズボンの上から股間を触り始める。 河童は言葉を発さずに、悟史のズボンを脱がせながらソファへ座らせる。 悟史がソファに座ると、河童はフローリングに膝をつき、先ほどよりも大きくなっている悟史のイチモツを下着から出すと、水掻きのついた手でシゴき始める。 恥ずかしそうにしていた悟史であったが、河童の巧みなシゴきに耐えきれず身を任せる。 そして、声は我慢したものの発射してしまった。 河童の胸の谷間に、白い液体がかかり、そして緑色の体を流れ落ちていく。 河童は自分にかかった白い液体はそのままで、悟史のイチモツを丁寧にティッシュで拭く。 それが終わると、自分の体にかかった白い液体もティッシュで拭き取った。 「どうでしたか?」篭った声で話しかけてくる河童。 「見ての通りだよ」悟史が返すと、河童の緑色の瞳が笑った。 「そしたら次は河童さんの番だな」 そう言うと悟史は業務用ラップを準備し始めると、河童も自分のスーツケースに向かいなにやらゴソゴソしている。 ラップを持って待っている悟史の前に戻ってくると、悟史にスイッチを差し出す。 そして「ラップを巻いた後に、スイッチを押してもらってもいいですか?」 悟史はあえて何のスイッチかは聞かず、それを受け取ると河童にラップを巻き始める。 協力的な河童のおかげで、前回よりもギチギチにラップ拘束ができた。 甲羅がなかったおかげかもしれないが。 体の拘束を終え、顔を拘束してしまう前に渡されたスイッチを押してみる。 立ったまま拘束されている河童から「あっ 」と小さな声が洩れ、お尻を振るような感じで少し動き出す。 美優のアソコに入れられたリモコンバイブが動き出した。 悟史もスイッチを渡された時点で、なにかは分かっていたので、あえて聞かなかった。 一旦スイッチを切り、河童の顔もラップで拘束する。 ラップで隠れてしまう前の河童の目はすでに気持ち良さに陶酔しきった目をしていた。 河童の鼻から呼吸だけはできるようにし、全身にラップを巻いていく。 何重にもラップを巻かれてバランスの取れなくなった河童であったが、ソファの上に上手く倒れた。 ラップを巻かれた棒状の物体は、全く動くことなく、ソファの上に横たわっている。 悟史はソファの上にある物体をそのままにして、隣りの部屋へと消える。 暫くして戻ってきた悟史の手には布団圧縮袋と掃除機。 圧縮袋をフローリングへ広げると、ソファで横たわるラップでぐるぐる巻きにした物体を持ち上げ、圧縮袋の中へ。 完全に封をした後、リモコンバイブのスイッチを入れる。 ただの物でしかなかったラップ巻きが命が吹き込まれたように震え、微かな声が洩れる。 その声を合図に掃除機のスイッチを入れ、圧縮袋内の空気を吸い出す。 圧縮袋が密着することで、ラップ巻きにされた河童の震えまでもが制限され、完全に空気が抜けた時には全く動けなくなってしまった。 顔の辺りのラップが少し動いているのが、圧縮袋越しに分かる。 ラップでギチギチに拘束された河童の着ぐるみの中で、かわいい美優が必死に呼吸していると思うと悟史は興奮してきた。 そして、呼吸制御されている美優もまた興奮し、快楽に浸っていた。 しかし、その時間も長くは続かない。 2分程度すると、細かく早く震え、声を出す美優。悟史も慌てて袋を開ける。 ラップ巻きから声は止んだが、細かく震える続ける。 リモコンバイブのスイッチも切る。 痙攣を起こしているのか、快楽の余韻に浸っているのかは、ラップ越しでは分からない。 悟史は声をかけてみる「大丈夫?」 すぐに、篭って小さな声ではあるが「ハイ」と返事が返ってきた。 「どうする?」悟史がまたラップ巻きに話しかける。 布団圧縮袋から半分だけ出されたラップ巻きから「お願いします」篭って小さな声で聞こえにくくはあったが悟史にはそう聞こえた。 再び圧縮袋にラップ巻きを押し込み、封をする。 リモコンバイブのスイッチを入れ、強さの切り替えを強にする。 強に切り替えたのが、効いたのかラップの巻きが緩んできたのか、先程よりも激しく震え、「あぁぁぁ」という声が聞こえてきた。 この声を合図に悟史は空気を抜き始める。 空気が抜けていくにつれて、圧縮袋がラップ巻きを締め付けて動きを制限する。 それでもなおも声を上げながら、動き続ける。 先程は空気を完全に抜くと動かなくなったラップ巻きであったが、今回は動き続ける。 その動きはさらに激しくなり、「いっいっ、逝くぅぅぅぅ」。 今まではよく聞き取れないほどの声であったが、今回は悟史にもハッキリと聞こえた。 その後、声は上げずヒクヒクと動いていたが、ついには動かなくなってしまった。 圧縮袋の内の空気を抜いてから、時間はそれほど経っていなかったが、呼吸をしている様子をみせないラップ巻きが心配になった悟史は圧縮袋を開け、ラップ巻きを引き出す。 顔の辺りを確認するが、呼吸音は聞こえない。 慌ててカッターでラップを解いていく。 河童の顔が現れたが目は閉じたまま。 呼吸をしている様子もない、顔が青ざめていく悟史。 とその時、咳き込みながら河童が息を吹き返した。 ホッとした悟史の前で、再び河童が「ダメ、ダメ、ダメ、逝くぅぅぅ、逝っちゃうぅぅ」 大きな声を上げ、そのまま気を失ってしまった。 呆気に取られた悟史はしばらくボーっとしていたが、河童の深呼吸音とリモコンバイブの音が聞こえるようになり、ようやく我に返った。 リモコンバイブのスイッチを切る。 そして気を失って寝ている河童のラップ拘束を解いてやり、河童の背中のファスナーも開ける。 上半身だけでも河童の着ぐるみを脱がせようと試みたが、どうも上手くできなかったので、楽な姿勢でソファに寝かせることにした。 美優は河童の着ぐるみを着たまま寝息を立てている。 美優が横になっているソファにもたれ掛かりながら、河童の着ぐるみをぼんやり眺める悟史。 河童の手には水掻き付いている、それはゴムで出来ているのか伸縮性がある。 河童の皮膚はツルツルしていて、ウエットスーツで作られているとは思えないほど継ぎ目もなく見事な出来である。 腕に触るとやんわりと温かみが伝わってくる。 本当にこんな生物がいるのではないかと思わせるほど、精巧にできた河童。 悟史が手を触っていると、河童の手が悟史の手を握ってきた。 少しビックリした悟史であったが、美優が気がついたと思い、河童の顔を覗き込む。 美優は緑色の視界越しに悟史を見つめる。 まだ、自分になにが起こったのか認識していない様子であったが、2度瞬きすると、思い出したのか、起き上がると「私 」 美優の言おうとしたその先のことが分かった悟史は「いいよ、それより大丈夫?」と声をかけた。 美優は河童の着ぐるみのまま、ソファの上で正座し、コクリと頷く。 「まず、着ぐるみ脱ごうか」 美優はなにも言わずに頷くと悟史の方へ背を向けた。 ファスナーはすでに下ろしてあるので、悟史は着ぐるみの中から美優を引き出すため、中へ手を入れる。 河童の着ぐるみとラバースーツに包まれていた美優の体は熱を帯びている。 悟史は腕を掴み脱ぐのを手伝う、美優も着ぐるみの頭を手で押さえ、左右に振るようにして頭を抜いた。 着ぐるみの上半身だけ脱いだ美優の姿は、ラバースーツの各所には汗で肌にピッタリと張り付き色が変わっていた。 大量の汗をかいた美優は、ラバースーツ、着ぐるみを着た上、ラップでぐるぐる巻きにされた上、布団圧縮袋に入れられ呼吸制御されていたのだ。 相当暑かったのであろう、頭部を覆っているフードを脱ぐと湯気が立ち上り、同時にシャンプーとゴムの混じった香りがしてきた。 美優のために悟史はタオルを取りに行こうとした時、誤ってリモコンバイブのスイッチを入れてしまうがそれには気付かずにいってしまう。 美優は声を殺して耐えていたが、悟史がタオルを持って戻ってきた時には、耐え切れずに「もうダメ」といってソファに倒れ込んでしまった。 なにが起こったのか分からない悟史であったが、静かになった部屋で、リモコンバイブの音が聞こえてきて初めて美優の身に起きた状況を把握した。 美優が目覚め、悟史の勧めで入浴して帰ったのは、1時間後のことであった。 美優が帰った後、先ほど目の前で起こったことをおかずに抜こうかと考えていた悟史であったが、ソファの横に落ちている一枚の紙を見つける。 それは写真。 美優の忘れ物かと写真を見て悟史は固まった。 そこにはUMAカフェのメンバーがマスクオフの状態で写真に収まっていた。 緑の体の河童からは美優が顔出している。 地底人の店長はどんなキツイ女なのかと探す。 「いた!」 悟史が想像していたのとは違いかなりの美人。 何故、着ぐるみを着ているのかわからないほどである。 そして、今日、悟史を接客してくれた宇宙人を探す。 大きな目から見たときとは違い、シメガネ姿で写っている。 髪型はショート。 「あ!」 悟史は声をあげた。 カフェで宇宙人の彼女の顔見てから、ずっともやもやしていた。 この写真を見て、スッキリした。 彼女は悟史の会社に派遣社員として来ている小野寺美香。 他の派遣社員とは違い、大人しく暗い印象を受ける女性。 しかし、写真の中では楽しそうに笑っている。 彼女はいつも3時で帰る。 悟史はそれを気にはしていなかったが、周りでは未婚で子供がいるのではないかと、噂されていた。
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飼育(中前) …そして…うっすらと聞こえる健吾の声… 健吾「オッケー!!じゃ、みんな昼食に入っていいよ!」 逝ってしまいゴリラの中で朦朧とする明江に、その言葉はうっすらと届いていた。 明江(………ぁ…もう…昼の…休憩に…はいるん…だ…) 健吾「近くの中華料理屋にうまいとこあるんだよ、みんなで行こう!」 明江(…昼食…どっかに…出るんだ…) そんな明江を他所に、健吾の声が少し遠くなっていった。 健吾「…いやあ…あそこのさ…炒飯がさ……………」 明江(!?ちょ、ちょっと!私は?…健吾さん!!私!忘れてない!!) ゴリラの着ぐるみを着させられ、ワイヤーで吊るされたままの明江は必死にもがき、 健吾に自分の存在をアピールした。 しかし、まともに声すらも出すことも出来ない明江は、誰にも気付かれることはなかった。 その後もそれなりに動いアピールはしたものの、スタジオには他の音は一切なく、 静まりかえってる。 もうスタジオに誰もいないことを悟り、明江は昼休憩が終わるまでこのままいる事を決意した。 ゴリラの着ぐるみに包まれ、宙吊りにされた状態で…。 30分は経っただろうか…明江は大変な事態に陥った。 明江(…ど…どうしよ…おしっこがしたいよ…もれそう…) 午前中から着ぐるみを着続けている訳だから当たり前の事だ。 しかし宙吊りにされた明江にはどうしようもない。 頼みは、どのくらいで帰ってくるかも分からない健吾達を待って、脱がしてもらうしかない。 明江(…もう…無理…健吾さん…早く帰って…来て…) 誰もいないスタジオで、宙吊りにされたゴリラの着ぐるみは、 もぞもぞと一人で動き続けていた。 明江の期待とは裏腹に、健吾達は帰ってくる気配はない。 明江の我慢も限界に達した。 明江(…も…もう…無理…も…もらし…ちゃう…でも…着ぐるみの…中で…なんて… …でも…あ…ぁ…ぁ…あぁぁぁぁ…………) 明江は着ぐるみの中で漏らしてしまった…。 明江(…あ…あたし…なんてことを…どうしよぉ、どうしよぉ…) 明江の中で色々な考えが駆け巡る。 仕事の道具を汚してしまった罪悪感、それに脱がしてもらう時に全てばれてしまう事、 着ぐるみの中でおしっこをしてしまったという…事実が…。 明江(どうしよぉ…どうしよぉ…困ったよぉ…こんなことがばれたら…私…) 軽くパニックに陥っている明江に、遠くから声が聞こえてくる。 健吾「うまかったなぁ~!やっぱ炒飯うまいっしょ!」 明江(!?健吾さんたちが戻ってきた!!どうしよ…どうしよ…) さっきまでは脱がして欲しくてしょうがなかった明江だが、今はうってかわって むしろ、脱がして欲しくなくなっていた。 健吾「あ!?ゴメンゴメン!そういえば明江ちゃん、そのままだっけ!降ろしてあげて」 健吾がそういうとワイヤーが動き出し、地面に降ろされる明江。 健吾「悪いね!一旦、部屋に戻ろう!」 明江は健吾と一緒にとりあえず必死に着替える部屋に戻っていった。 帰りの移動は、暑さもかなりのものになり、ふらふらと進むのが限界だったが、 それよりもこの後、もらした自分がどうするかが一番の気がかりであった。 暑さと呼吸の限界も伴いなんとか部屋にたどり着くと、 健吾「お疲れ!じゃ、脱がすね!」 健吾は、ふらふらの明江をためらいもなく脱がせる。 明江はもらしたことがばれるのは困るが、もう抵抗する体力もない。 ゴリラの背中のチャックを開け、頭と肩口くらいまでだけ出される明江。 健吾「あれ?なんかおしっこ臭くない?」 明江「ぅううぅぅ…」 必死に違うとアピールしようとする明江、しかし言葉にはならない。 健吾「もうちょっと、着ぐるみ開けてみるね」 明江(や…やめてぇぇぇぇぇ!) もがく明江をよそに、上半身を引き摺りだす健吾。 健吾「あ、やっぱりおしっこしちゃったんだ…困るな…」 明江「うぅ!!」 突然健吾の口調が厳しくなり、明江を責め始める。 健吾「仕事で着ぐるみの中で、おしっこするなんて、どういう事だよ…」 明江「…うぅ…」 健吾「まあ…しょがないか…とりあえず今後のこともあるし、黙っておいてあげるから これから俺の言う事はなんでも聞くってのはどう?オッケーなら首を縦に振って」 明江は、ばれたら今後この業界でやっていくのは無理だと思い、首を縦に振った。 健吾「オッケー!物分りがいいねぇ…ちなみに今の、漏らしたことも今の話も全部、 映像にとってあるからね。契約は守ってね♪」 明江(!?) 明江はその言葉を聞いて、自分がはめられたことに気がついた。 それに反論しようとしたが声は出ない。さらに追い討ちをかけて、 健吾「まあ…吊るされて気持ちよくなってたんでしょ… 着ぐるみで吊るされて、逝っちゃってお漏らし、お友達やご家族に知れたらどうかなぁ?」 そういわれた瞬間に、明江はもう健吾のいいなりになるしかない事を悟った。 …そしてスタジオの撮影は終わった。 撮影が終わり部屋に帰ると健吾が、 健吾「明江ちゃん…あ!?ゴリラちゃん…この箱に入って!」 そういわれた先には一箱のダンボールがあった。 明江は健吾の言うとおり、そのダンボールに入っていく。ゴリラのまま。 少し小さいダンボールに入ったところで、健吾が上からふたを閉める。 健吾「もう少し小さくなってよ。ふたが閉まらないから…」 明江はダンボールの中に出来る限り小さく丸まった。 健吾はその上からふたをして、ガムテープで厳重に封をした。 飼育(後)
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アイドル業務 リアルなカメレオンがマイクを握り歌を歌って踊っている。 言うまでもなくリアルなカメレオンは着ぐるみ。 歌っている声とカメレオンの大きさからも中身は女の子であることは明白。 彼女はカメレオンの着ぐるみを着たカメレオンアイドル翠ちゃんとしてテレビに出演している。 翠ちゃんはテレビ局に入る時は勿論、楽屋でもカメレオンの着ぐるみのまま。 なので、誰も中の女の子の素顔を見たことはなかった。 いつも2人のマネジャーに付き添われている。 1人は女性、もう1人は男性。 女性は翠ちゃんの身の回りの世話、それこそトイレの時も多目的トイレに一緒に入るといった徹底ぶり。 男性は着ぐるみの彼女の移動の介助とスケジュール管理。 翠ちゃんが売れるようになるまでは色々あったが、それは売り出しの章で。 まずは翠ちゃんの仕事、私生活についてのお話です。 翠ちゃんは仕事が終わると所属事務所のあるセキュリティの行き届いたビルにマネジャーたちと共に消えていきます。 事務所まで介助してもらうと男性マネジャーとはここでお別れ。 女性マネジャーと共に別室へと入っていく。 別室に入ると女性マネジャーはカメレオンの着ぐるみのトゲトゲの背ビレをある所から剥がすとその下にはファスナーが現れる。 そのファスナーを開き、カメレオンの背中から中綿を掻き分けて両腕を突っ込み、暖かくヌルッとしたものを引っ張り出す。 この引っ張りだされたモノは翠ちゃんの中身で1日頑張った私。 女性マネジャーは「2日間は休みだからゆっくり休んで、お疲れ様」そう言って、私を置いて部屋を出て行く。 「お疲れ様です」私の声が届くか届かない内に。 「ふーっ」私は大きく息を吐くと、長椅子に腰掛ける。 今日も1日長かった。 朝6時に事務所に入り、カメレオンになったのが7時、そのまま事務所を出てワンボックスで移動。 バラエティ番組の収録後、屋外でのロケ、そして歌番組のリハーサルと本番を経て事務所へ帰って来たのだから。 社長の配慮から仕事は1日十分働いて2日間休みとなっている。 だから、仕事が終わると緊張感と着ぐるみから解放され一気に力が抜ける。 部屋には今日着たカメレオンと予備のカメレオンの着ぐるみが2つ部屋の壁にかかっている。 私は今日1日共にしたカメレオンの着ぐるみに「お疲れ様」と声を掛け、シャワールームへと向かった。 徹底管理 着ぐるみを脱いだ部屋の中には階段があり、一つ下の階に行けるようになっている。 そこにはシャワールームと更衣室があり、その一つ下の階から出入りできるようになっている。 私は着ぐるみアイドルで絶対に顔を見せてはならないので、事務所とは全く別の所から帰宅する。 着ぐるみにどんな女の子が入っているのか思わせることで人々の関心を惹き、今の成功に至っているのだから。 私の素顔は翠ちゃんの身の回りの世話をしてくれている女性マネジャーも知らない。 なぜなら、私の全身は黒いゴムで覆われているから、体は勿論、頭も顔もまともに肌が露出しているのは口だけ。 目の部分は小さな穴が複数開いていて、マスクの内側から外は見えるが、外側からは私の目はほとんど分からない。 このゴムでできたラバースーツを着ているのは着ぐるみの中を汗で汚さないことと、素顔を晒さないため。 ただ、肌に張り付くラバースーツを纏い、カメレオンの着ぐるみを着ているので仕事が終わると体重がいつも3kgは痩せていた。 シャワーを浴びながらマスクと一体となったラバースーツを脱いでいく。 ラバースーツはフェイスエントリーというもので、ファスナーはなく、もじもじ君の顔が露わになるところから体をスーツの中へと滑りませる。 肩まである髪を纏め、顎の下にあるマスクをスッポリと被った上からさらに後側からもフードを被って、ようやくラバースーツを着ることができる。 継ぎ目が一切ないラバースーツのおかげで、汗が外に出ることはないが、ラバースーツの中では汗がかなり溜まる。 股の所には防水ファスナーがあり、それを開くことでトイレはできる。 その時溜まった汗もついで排出。 シャワーを浴び、1日の疲れと汗を洗い流す。 ラバースーツは裏返して中に溜まった汗をシャワーで洗い流し、シャワー室の中で乾燥させる。 次の仕事の時は新しいラバースーツを着て、今日使用したものは乾いているのを確認してから、次回用に回すといった感じ。 私服に着替え、事務所とは違うフロアの扉から外に出て家路についた。 カメレオンの翠ちゃんでなく、私、紀埜ハルカとしては注目されないのは、変な感じであり、面白くもあった。 ロケで屋外へいくと、みんなが翠ちゃんの周りに集まり、色々質問してきたり触ってきたりするが、普段の私に人が群がることはなかった。 そう、ゲームの中だけ主役でいられるようなそんな感じ。 プライベート 事務所のビルを出て雑踏に紛れると、私のことを気に留める人は誰もいない。 足速に駅へ向かう。 「ハルカ!」不意に声をかけられた。 声をかけてきたのは大学の友人の冴。 「今からバイトなんだけど、あんたも付き合いなよ」そういって私と腕を組んで強引に引っ張っていく。 彼女はいつもこんな感じ。 大学の授業で知り合い仲良くなったまでは良かったが、バイトもいいのあるからと強引に働くことになった、勿論彼女に着ぐるみを着てアイドルをしていることは内緒。 電話やLINEで連絡を取ってくるので、翠ちゃんになっている時は電話の電源はOFFにしている。 だから、会うといつも「あんた、何してたの?」って聞かれる。 そんな時は決まって「私の携帯古くってすぐ電池なくなるの」と答えておく。 家に帰ってゆっくりしたいが、冴は帰してくれそうにないのでそのままバイト先まで付き合う。 バイト先はケーキの有名なカフェで、形の悪いものや試作品などが食べられるというメリットがあった。 信号待ちをしている時、冴が私の方を向いて「この間、店に着ぐるみアイドル翠ちゃんが着たんだよ」と目を輝かせて話し出す。 「あんたにも連絡したけど、電話繋がらなくて」それはそうだろと思いながら「ゴメン」と返す。 「翠ちゃん小さかったよ、あんたと同じくらいかなぁ」といって長身の冴は私の頭を手の平でトントンと触れた。 確かに先日のロケで自分のバイト先を訪れ、店長に声色を変えてインタビューをした。 何とも変な感じだった。 冴がいることも勿論分かっていたが、接触が多いと私であることが分かってしまうかも知れないと思い、ドキドキしていたが幸い冴は奥の厨房から覗いているだけだった。 翠ちゃんの覗き穴はカメレオンの喉の部分に細かい穴が開いているだけなので、話すことはできても、飲んだり食べたりはできないので、ケーキを食べたのは同行していた女子アナウンサー、見事な食レポでロケを終えた。 その時の様子を冴は厨房から撮っていたようで動画や写真を見せてくれた。 冴は私の翠ちゃんに対するリアクションがかなりあると思っていたようで、あまりの普通さに少しガッカリしているようだった。 その後バイト先のカフェの前で、冴に用事があるからと告げ別れることができ、ようやく家路に着いた。 帰りながら興奮気味だった冴に付き合ってあげれば良かったかなぁと思った。 売り出し 家に帰り着き、ソファに崩れ落ちるように横になりながら、1日を振り返る。 今日も忙しかった。 大学に入ってすぐ、ショッピングをしている時スカウトされた。 自分の容姿に少し自信もあり、歌やダンスもできることに加え、スカウトマンの巧みな話術でアイドルとして成功するような妄想も膨らんだ。 歌やダンスのレッスンを終え、デビューしたが全く売れず。 自分よりも年下の子たちは、歌やダンスも上手くデビューすると私を追い越してどんどん先へ行ってしまった。 自分の甘さを実感した私は社長に、事務所を辞めさせて欲しいと打ち明けた。 社長はしばらく考えていたが、私に一つの提案をしてきた。 それがカメレオンアイドル、変幻自在のカメレオンのアイドルのようにではなく、本当のカメレオンになるもの、着ぐるみを着て。 初めて聞いた時は意味も分からず、変な社長たと思った。 中身が女の子と判るようにワザと声を出し、歌を歌いダンスをしたが注目されたのは始めだけだった。 すぐに注目度は下がっていった。 そしてあるバラエティ番組がターニングポイントになった。 多くの共演者と共にクイズに答え、間違えた人全員がバツゲームを受けるというもの。 そして初めてのバツゲームがバンジージャンプ。 私はクイズに間違え、バツゲームを受けることに。 着ぐるみにハーネスを取り付けられる。 着ぐるみの中身である私が落ちないようにしっかりと取り付けられ、かなり痛かったことを覚えている。 間違えた共演者の中で誰も飛び出せない中、私は真っ先に飛んだ。 視界が少なくそれほど高さに対する恐怖は感じなかったから。 しかし、実際飛んでみると自分の人生が走馬灯のように流れ、悪かったはずの視界からは落下し迫ってくる地面がはっきり過ぎるくらい見え、大きな悲鳴をあげた。 そして飛び終わった後も怖さから足はずっと震えていた。 その時の番組の視聴率が良く、毎回番組に呼ばれるようになり、気づけばレギュラーになっていた。 この番組ではいろいろあった。 池に落とされたり、ペンキをかけられたり、真空パックされたり、カメレオンの着ぐるみを着ているのにさらに着ぐるみを着せられたりと死んでしまうのではないかということもあった。 そんな番組が終わる頃に、私いや翠ちゃんはすっかり人気者となりアイドルとして成功していた。 大変だった分、今の幸せがあると思いながら眠りにつく。 このあと、私は暑さから目覚めることも分かっている。 おしまい
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イベント紹介 イベント紹介 主なイベント(着ぐるみ可) 主なイベント(着ぐるみ可)
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しっかりと立っているアサミを見て、サオリが「アサミちゃん、シャワー行こうか?」と言って立ち上がる。 そして、サオリはアキラの方を見て「声が聞こえてきても、覗くなよ!」と。 「何する気だよ!って、覗かねぇよ!」と口では言ったものの、内心凄く気になっていた。 少しすると、シャワー室から2人のキャッキャッ賑やかな声が聴こえてきた。 時折、凄く静かになり、また騒ぎ出す。 静かになった時、あんなことやこんなことをしているのだろうかと、妄想するとアキラの股間が熱くなった。 それでも、着ぐるみの案を考えている内に、そちらに集中しデッサンを始めていた。 着ぐるみはアサミのをヒントにしたもの。 おおよそ、考えがまとまった時、不意に後ろから声をかけられた。 振り向くとサオリとアサミが胸までタオルを巻いて立っていた。 「お!今ってタオル一枚?」思わず聞いてしまった。 「さあ、どうでしょう?」2人は顔を見合わせる。 サオリはタオルで体を隠しているが、胸は上乳が覗き、下は股が見えそうな程だった。 下の秘密の花園は今、アキラが体を軽く傾けるだけで見ることができそうなほど。 サオリの怒りを買うことを承知で、体を傾けるアキラ。 その時、傾けたアキラの体は床へ倒れると、同時にアキラの頭はサオリの足に踏みつけられた。 床に横向きに頭を踏まれたアキラだったが、視線だけはサオリの秘密の花園を捉えようとしていたが、見えない⁉︎真っ暗。 踏まれているアキラの頭上で、サオリが巻いていたタオルを外す。 タオルの下には、水球用の光沢のある黒い水着を着ていた。 「どう?この水着、光沢があってイヤらしく見えない?」サオリがアキラに近づく。 確かに光沢があり、サイズが小さいのか胸は水着から溢れそうであり、股の部分もハイレグぽくなっている。 全体的な水着の食い込み加減もイヤらしさを倍増させていた。 「アサミちゃんも取って!」そう言われ、恥ずかしそうにタオルをゆっくりと取るアサミ。 アサミの水着も水球用で光沢があったが、色は赤色でこれは黒と違い、可愛いさも秘めたイヤらしさがあった。 「凄くないコレ!」と言って、アキラの顔に体を近づけるサオリ。 「確かにコレは凄い!」 そう言ってアキラは、光沢のある黒い水着の胸の左右の真ん中に存在を強く主張している突起物を指で触る。 「キャァ!」サオリの悲鳴と共に、アキラの顔が右を向く。 サオリのビンタが炸裂した。 アキラはその後、左頬に真っ赤な手形を残したまま、サオリがネットで見つけた通販サイトの衣裳を纏ったファションショーを見ることになる。 少し前まで高校生であったサオリの高校は制服がブレザーだったため、セーラー服に憧れがあったそうで、エナメル製のセーラー服を見つけて着てみたくなったそうだ。 水球水着もそうだが、何故かアサミの分まで用意されていた。 記憶を辿るとチャット内で、着ぐるみを造るのに参考にしたいのでと、サオリは全員の身長や服のサイズを聞いていたことを思い出した。 目の前で着替え始める2人。 水着の上からパンストを履き、その上にセーラー服を着る。 ツーピースのセーラー服に着替え、短いスカートをさらに短くする2人。 目の前に立たれると、スカートの中が見えそうで見えない。 そして、先ほど目の前で着替えたにも関わらず、スカートの中が気になりドキドキするアキラであった。 2人はアキラの両隣りに座り、テーブルに並べられた着ぐるみデッサンのラフを眺める。 可愛いアサミと気は強いがスタイルのよいサオリに挟まれ、コスプレキャバクラにでも来たような気分で2人の肩に腕を回そうとしたが、アサミは「これなんか凄く良い!」とタイミングよくかわし、サオリからは「何しようとしてる」のと、腕を叩かれた。 その後は2人に触れることなく、デッサンの中から3人で次回の”りこ”ちゃんが入ることになるであろう着ぐるみについて話し合った。 2人がコスプレをしてこれから何かあるのではと期待していたアキラだったが、結局何もなくその日は解散することになった。 収穫があるとすれば、サオリが忙しいため着ぐるみの製作などの手伝いをアサミに命じてくれたおかげで、アサミと連絡先の交換をできたことくらいであった。 一週間後、着ぐるみがおおよそ出来たところでアサミに連絡し、試着をお願いした。 場所はオフ会で使用している別荘。 今日は顔も隠さず、メイクもバッチリで大学の図書館で見る時の可愛いアサミだった。 アキラは別荘に招き入れると、リビングに用意した着ぐるみを見せる。 今回の着ぐるみはマグロ。 全体に光沢があり、新鮮な感じが実に上手く表現されている。 「すごい!」アサミが声を挙げる。 アサミの目の前に横たわる大きなマグロは、小柄なアサミなら一飲みにしそうな大きさであった。 「触っていいですか?」アサミが尋ねると、アキラは頷いた。 マグロの頭や顔を触りながら感触を確かめるアサミ。 「本物みたいですね、実際に触ったことないんですけど」と言って舌を出す笑顔のアサミ。 実に可愛い! 「早速だけど、試着頼める?」アキラの問いに頷き、用意されていたウエットスーツを手に取ると、別荘の一室へとアサミは走っていった。 しばらくして扉が開く。 中からは黒い両面スキンのウエットスーツに着替えたアサミが出て来た。 バランスの取れたスタイルに目が釘付けになるアキラに対して、「あまり、見ないで下さい!」とアサミ。 「ゴメン!」とだけ返してマグロの着ぐるみの頭をアキラが捻じると、頭は簡単に外れた。 マグロのかぶと焼きを盛り付けるように、マグロの頭をテーブルへ置くアキラ。 そして、マグロの体の中へと手を入れて何かを確認した後、「どうぞ」と言ってアサミを着ぐるみへと促した。 アサミはヒトデの時のように、ウエットスーツと同じ素材でできた手袋とブーツを装着、さらに目のところに小さな穴の開いたマスクを被る、もちろん口のところには丸い呼吸穴。 全身真っ黒となった後、足からマグロへと入っていく。 マグロの赤身の中心へと入っていく。 アサミに着ぐるみを着せていきながら、アキラはこれだと黒い骨格だなぁと思った。 アサミの下半身がマグロに呑み込まれた時点で、足を動かしてみる。 「変わった人魚みたい!」とパタパタ足を動かすアサミ。 ただ、小柄なアサミの足はマグロの尾っぽの先までは完全には入っておらず、尾っぽは少し奇妙な動きになっていた。 さらにアサミをマグロへと押し込んでいく。 マグロの赤身に完全に収まってしまうと、呼吸が満足にできないので、マウスピースを咥えさせ、それにホースを繋ぐ。 本来なら内臓となる人の頭はマグロの頭に収まるのだが、小柄なアサミは頭を落とされたマグロにすっぽりと収まってしまった。 「なんか、これで動くとマグロのゾンビみたいだなぁ」と呟くアキラ。 そんなアキラの呟きを聞くこともできないアサミは、マグロから赤身から生えるように伸びたホースの先からは少し苦しそうな呼吸音を発していた。 マグロの頭をテーブルの上に置いたままにし、ウエットスーツに施した仕掛けをアキラは試すことにした。 それはウエットスーツの内腿に電気が流れるというもの。 ただその電気は、強力なものではなく、自分の意思とは関係なく勝手に動いてしまう程度のものだった。 スイッチを操作すると、マグロから伸びるホースから「あっ!」という声と共にマグロの尾っぽが床を叩く。 2回、3回と入切を繰り返した後、スイッチを入れてアキラはソファに腰をかける。 目の前では頭をもがれたマグロが胴体だけで、ピチピチと床を跳ねる。 頭がついていれば、生きのいいマグロなのだが、頭がないのでホラーにしか見えなかった。 試着で感触と修正箇所も確認できたので、一度アサミをマグロの着ぐるみから引きずり出す。 マウスピースを外し、マスクを取ってやるとアサミは涎を垂らし、ボーッとしている。 「大丈夫?」とアキラが声をかけると、頷いたが下を向いて何か呟いた。 「え?」アキラが聞き直すと、恥ずかしそうに顔を真っ赤にしながら、「気持ちよかったです。マグロの中」と何とか聞き取れるような小さな声だった。 そんなモジモジしたアサミを見て、アキラはあることを思いつき実行に移す。 「また入る?」 アキラのその問いにアサミは頷く。 そして再び、マスクを被せマウスピースを咥えさせる。 アキラにはサオリから頼まれていたことがあった。 それはマグロの着ぐるみと決まった時、内臓となる人の体にラップやテープを巻いてミイラ状態にして着ぐるみを着せることを試して欲しいということ。 「一体どんな動きをするのか愉しみ!」とその時サオリはドSが全面に出ていた。 そして、アサミで試してみても、彼女は嫌がるどころかむしろ喜ぶということも同時に聞かされていた。 それを実行へと移す。 「マグロの着ぐるみに戻す前に、少し試したいことがあるので、準備するね」とアキラはアサミに声をかけた。 マウスピースを咥えたアサミからは「あい!」とだけ返事が返ってきた。 アサミを立たせ、脚先からラップを巻いていく。 ラップをアサミの足、そして下半身に巻きつけた。 そのまま上半身にもラップを巻いていく。 正直、上半身は必要性を感じなかった。 しかし、上半身にラップを巻いていると、アサミから気持ち良さそうな吐息が漏れ始め、アキラのS心に火をつけた。 そのまま頭までマウスピースを固定するように顔をラップでぐるぐる巻きにする。 既に両手は気をつけの姿勢で全く抵抗できないアサミ。 ただ、マウスピースに繋がったホースからは、先ほどよりも興奮した吐息が聞こえてきた。 ふらふらと立っているアサミの股に電マを当て、黒いビニールテープで固定する。 試しにどんなものか電マのスイッチを入れてみた。 ”弱”では殆ど感じないようであったが、”中”にすると「はぅぅ!」という声がホースの先から漏れた。 面白くなり、アキラは”強”へとスイッチを切り替える。 ラップで全身を棒状にされたアサミは「うぅぅぅぅ!」と声を挙げながら、バランスを崩しソファへと倒れた。 倒れた拍子に電マがズレた。 再び電マをアサミが感じやすいところへと当て先ほどよりもしっかりとビニールを巻いていく。 腰から太腿までビニールテープを巻いてアキラは考えた。 マグロだから腰から上は動かないので、ビニールテープを巻いて固めてもいいのではないかと。 そのまま上半身にも黒いビニールテープをキツく巻いていく。 そしてもちろん顔にも。 マスクに開いた細かい穴から得ていた視界、ラップで歪みその上から黒いビニールテープを巻かれアサミの視界は完全に閉ざされた。 アキラの目の前には人とは程遠い、ラップと黒いビニールテープを巻かれた棒状の物体となったアサミが横たわっていた。 つい1時間前まではメイクをし、小柄で可愛いアサミの姿は到底想像できなくなっていた。 僅かに動く足とホースから聞こえる呼吸だけが、アサミの証であったが、それもマグロの着ぐるみの中へと納められていく。 マグロの着ぐるみの中へ完全に収まる前に、アキラは電マのスイッチを”強”にし、押し込んでいく。 頭のないマグロの尾っぽは、ヒクヒク小刻みに動く。 そんなことには目もくれず、アキラはマグロの頭をテーブルから取り、呼吸用のホースをマグロの口に通して外へ引き出すと、マグロの頭を捻り固定した。 マグロの口から伸びた不自然なホースからは、「あっ、あぁぁぁ」と感じているアサミの声が聞こえてくる。 目の前で大きなマグロが尾をヒクヒクさせているのを見て、アキラは思い出したかのように、ウエットスーツに電気が流れる仕掛けを思い出し、仕掛けを作動させる。 その途端にマグロの尾っぽは激しく床を叩くと同時に、ホースからは悲鳴に似た声が聞こえてきた。 次第、ホースの呼吸音が荒くなっていく。 しばらくその様子をソファに座って眺めていたアキラだったが、立ち上がるとマグロから伸びたホースを手に取り、ホースの口を親指の腹で塞いだ。 アキラは親指の腹を強く吸引する感触を感じながら、ホースの口を塞いでいる手に力をこめる。 時間経過と共にマグロの動きはどんどん激しくなっていく。 頃合いをみてアキラが指を離す。 ホースからは酸素を求めて激しい呼吸音が響く。 呼吸が落ち着くに合わせて、激しく床を叩く尾っぽも落ち着いていった。 しかし、1回だけで終わる訳もなく、アキラはホースの口を塞ぐアサミへの呼吸制御を何度も繰り返した。 時にはアサミが息を吐ききったところで、ホースの口を塞ぐこともした。 この時のマグロの動きが一番激しかった。 その内にホースからは出して欲しいと懇願するアサミの声が聞こえてきたので、出してやろうかと思ったアキラの頭にあるものが浮かんできた。 それを準備する間、アサミいやマグロにはしばらくゆっくりしてもらうことにした。 アキラが戻ってくると、リビングに横たわり尾っぽは相変わらずパタパタと床を叩いていた。 ホースに耳を近づけてアサミの呼吸を確かめる。 電マの刺激を受け「ぁぁぁ、ぁぁぁ!」と逝くに逝けない、中途半端な地獄にアサミが襲われていることは想像ができた。 そんなアサミを今度は用意した布団圧縮袋へと入れる。 そしてもちろん袋へ入れるだけでなく、封をして空気を抜いていく。 そう呼吸用のホースはきっちりと外へ出してから。 掃除機のスイッチを入れると、空気はみるみる抜けていきマグロは真空パックされてしまった。 真空パックされたことで、尾っぽが床を叩くのを抑え、床を叩く音が布団圧縮袋のカサカサという音へ変わった。 真空パックしたマグロをアキラは動画撮影を始めた。 マグロは着ぐるみの時とはまた違った光沢を放っていた。 アサミはもはや身動きも全く取れず、着ぐるみの内臓というよりは、ただ拘束されて閉じ込められている状態となっていた。 真空パックが面白いとアキラは感じたが、アキラが送った動画を見たサオリからの返事は「動きがなく、面白くない」というものだった。 アキラの中で盛り上がっていたのだが、そのコメントで一気に冷めてしまい、アサミの拘束を解き、着ぐるみを脱がせることにした。 着せていく時は、楽しく興奮していて、どんどん進められたが、いざ脱がして拘束を解いていく作業は、異常に長く感じられた。 脱がせ終わり、ようやくウエットスーツだけとなったアサミ。 マスクを外してやると、酷く疲れている表情をしていた。 調子に乗ってアサミにいろいろしたことに、罪悪感を感じて謝るアキラ。 「ゴメン!調子に乗りすぎちゃって」笑って誤魔化すと言われればそうだが、アサミの表情は一向に変わらない。 ”どうしよう?” 心の中で呟くアキラ。 2人っきりでいるとなんだか空気が重く感じる。 アキラは話題を変えようと「さぁ!着替えて、何か美味しいものでも食べ行こ」と話しかけてみるがアサミの反応は変わらない。 アキラが困り果てていると、アサミの顔が赤くなってきた。 心配になり「大丈夫?」と声をかけると、小さな声で「…せて…?」と。 とても聞き取れない声だった。 アサミの声が聞きとれず、アキラが近寄った時アサミが首元に抱きついた。 そして、「私を抱いて!気持ち良くさせて」と。 アサミは顔が紅潮し、熱を帯びているのをアキラは首元で感じながら、アサミを抱き上げベッドルームへと運ぶ。 ベッドの上へアサミを下ろすと、ウエットスーツを脱がしにかかる。 ウエットスーツの下は何もつけていないことは、ウエットスーツの上からでも分かるくらいくっきりと浮き出た乳首でアキラは分かっていた。 その後、2人は交わった。 アサミは着ぐるみの中で、すっきりできずかなりモヤモヤしていたのだろう。 アキラが挿入して間もなく逝ってしまった。 その時のアサミの顔は清々しく見えた。 布団の中でじゃれ合いながら、アサミが先ほどの着ぐるみの感想を伝える。 「私はギュッとされるような拘束感が好きなので、すごく気持ちよかったよ」 「マグロの着ぐるみに入っていたから、外からはどう見えているかは、全くわからなかったけど」と。 「ちょっと待ってて」そう言うとアキラはベッドからスルッと抜け出し、ベッドルームからリビングに向けて歩き出す。 リビングからすぐに戻ってきたアキラの手にはスマホ。 そして先ほどマグロに入って床を叩いていた姿を見せる。 「わぁ、すごい!これ私」 目が輝くアサミ。 「すごいねぇ、アキラさん」もうすっかりタメ口調になっていた。 「あのー、もっと変わった着ぐるみって造れませんか?」 「どんなの?」アキラの返しに少し戸惑うアサミだったが、「人が入っていると思えないような!」そう言うとシーツを体に巻き「ちょっと待って」そう言うと部屋を飛び出していってしまった。 「人が入っているとは思えないような⁉︎着ぐるみ、ねぇ」と呟き、アキラは一人ベッドの上で、想像を巡らせる。 少しして扉がゆっくりと開いた。 まだ、体にシーツを巻いているアサミの手には先ほど使用したラップ。 アサミはベッドの横までやってくると、体に巻いているシーツを取る。 その下には先日サオリと一緒に着ていた赤の水球水着に着替えていた。 一体水着に着替えて何を始めるのかとアキラが見ていると、前屈を始める。 そして反り返ると、いっても普通ではない。 異常に柔らかい。 驚き見惚れているアキラに、「どうですか?子どもの頃体操やってたので、私、体柔らかいんです」と。 いろいろ技をやって見せてくれるアサミ。 それを見ながら考えていたアキラだったが、ベッドから立ち上がると「ベッドに乗って、前屈してみて」とアサミに指示した。 アサミはベッドに乗ると、顔が足にくっつけ前屈した。 アキラは前屈したアサミの胸が膝に当たるくらいしっかりと曲げた状態でラップを巻きつけていく。 アサミが「何か試すんですか?」という問いにも返すことなく、アキラはもくもくと作業をしていく。 何かを思いついた時のアキラはいつもこうである。 一心不乱にラップを巻きつけていたアキラの手が止まった。 スマホを手に取ると何かを調べている。 そしてまた、もくもくと作業を続けるアキラ。 ようやく、手が止まった時にはアサミは手と足を残して全てラップで覆われていた。 「ゴメン、つい夢中になってしまって、大丈夫?」アキラの問いにアサミは「少し苦しいですが、逆にこれ位が気持ちいいかもです」と答えると、「もう少しいい?」に対して「ハイ!」と答えたアサミはこの後、後悔する。 ベッドの上で下を向いたまま、横を向けない。 アキラが何かしている音は聞こえてくるが、アサミに許された視界は足の間から見えるベッドだけ。 人狼ゲーム4
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ナミが巨大エビとなって1か月、店の前の巨大エビは話題となりテレビや雑誌にも取り上げられた。 しかし、中身が自分だとは大学の友人にはとても言えないでいた。 巨大エビも店頭に出なくなり、次第に巨大エビの話題が収まってきた時、店長から早出の要請があった。 ナミは悪い予感しかなかった。 店に入ると座敷のスペースが拡げられ、そこに座る店長の傍には大きな壺があった。 大きいといっても座った店長の肩よりも低い程の高さの壺。 ”私ならあの中に収まりそう”ナミはそう思った。 「これ、なんだか分かるか?」 店に入ってきたナミに問いかける店長。 「壺ですよね、何に使うんですか?」 もうなんとなく想像はできているが、ワザと惚けてみた。 「こっちに来て、中、覗いてみ!」 店長の言葉に従い、壺の中を覗くが中は薄暗くよく見えない。 「よく分かりませんよ」ナミが言うと、店長も立って中を覗き込む。 「ホントだなぁ、分からんなぁ」 そういうと手を突っ込み、中のモノを引っ張り出す。 出てきたのは赤紫色をした吸盤のついたタコの足、そして頭。 事前に聞いていた、そして前回のエビからもこのナミの前に現れたリアルなタコに少し驚いたが前回程ではなかった。 すごい出来だ、スーパーに並んでいるタコの足そのものである、大きさを除いては。 「これですか、今度の着ぐるみは!」ナミの声からテンションが下がっていることは容易に察しがついた。 「じゃあ、早速だけどこれ!」 そういって店長は真っ赤なラバースーツを差し出す。 ナミは抵抗することなく、それを受け取るとそのまま更衣室へと向かった。 先月もこれを着て着ぐるみに入っていたので、要領は得ている。 簡単に着ることはできたが何かが違う。 それはラバースーツの股の下に垂れる袋状のモノ。 ”変なの!” ナミはそう思いながら店長の元へと戻る。 「店長、これ変なモノついてます」 そういうナミに店長は「ナミ、それは中に入れるんだよ!」 「入れてやろうか?」そういって近づく店長をナミは両手を突き出して制した。 この2人、巨大エビを着る側、着せる側ですっかり距離が縮まり、付き合うようになっていた。 もちろん、店長はナミがどんなことをすれば喜ぶのかもよく理解していた。 笑顔でじゃれ合う2人はまさに恋人同士、普通と違うのは拘束されることに快感を覚え始めた女と拘束することに喜びが増してきた男。 「これを中に入れるって、体の中に?」 その質問に対して店長は何も言わずに頷いた。 「自分でやるから、こっち見ないでよ!」 そういうとナミは店長に背を向けて、股の辺りをいじり始めた。 少し手こずったものの、「これでいいの?」と店長の元へ戻ってきた時は、股の下にあった袋状のモノはナミの体に収まっていた。 「それでは着ぐるみを着る前のあれ、始めますか?」店長は業務用ラップを手に取る。 ナミは微笑み嬉しそうな表情ではあるが同時に恥ずかしいのか、店長の視線を逸らして下を向く。 「あ!そうそう、これ股に挟んで」 店長はナミにジャバラになったパイプ状のものを渡す。 「これ、どう挟むの?」 それに対して店長は「この辺で挟んで」 何やら先程まで袋状のモノが出ていた辺りで微調整をし、「しばらくそのまま」そういうとパイプ状のものを固定するように、ナミの太ももにラップを巻きつけていく。 ミニのタイトスカートの様になったラップの背中側にカッターで穴を開けて、その穴にパイプを通す。 「何ですか?これ?」 ナミの質問に「あとのお楽しみ」店長は笑って答えた。 次にナミが指示されたのは、立ったまま前屈になること。 ナミは中学、高校と新体操をしていたので非常に体が軟らかく、胸がひざ小僧につくほどである。 その体勢のまま、腰と太ももにラップを巻きつけていく。 しっかりと締めつけながら巻いていくと、ラバースーツに包まれたナミの赤い大きな胸はひざ小僧に潰され余った乳房は外側へと溢れ出る。 ナミの上半身の半分くらいまでラップを巻きつけると店長の手は止まった。 下を向いたままで固定されるナミは、少し苦しそうにしている。 そんな事には気にも留めず、店長はタコの着ぐるみの準備を始める。 ナミが苦しそうにしていても、それにすぐ慣れてしまうことは店長には分かっていた。 タコの着ぐるみの頭のすぐ下の部分に手を入れると穴とも言えない小さな穴は開き、店長の手を呑み込んだ。 店長はその穴から何かを引き出した。 出てきたものは白い袋状のモノ、それはタコの頭と一体となっており、その先にはファスナーがついている。 そのファスナーを開けて着ぐるみに入ることができる。 ファスナーを開けると開口部を上に向けて、立ったままの前屈から逃れられないナミの元へ。 そして、背後に回り抱き抱えるようにして、持ち上げる。 身長が140cmそこそこのナミの体は簡単に持ち上がる。 ビックリしたナミは「ヒャッ!」と声を上げて店長はすぐに床へと降ろした。 タコの着ぐるみを見ていないナミは何かをされるのか分からず、動きの著しく制限された手足をばたつかせる。 「落ち着けって!大丈夫だから」 店長に言われて大人しくなるナミ。 そのナミを今度は頭が上になるように持ちかえてタコの着ぐるみへと運ぶ。 そしてそのままタコの着ぐるみの開口部へとお尻から入れていく。 タコの頭のすぐ下の穴は大きく開き、ナミの体を半分ほど呑み込んだ。 次に店長は自分の腕を突っ込み一本のタコの足を着ぐるみの中から動かして見せる。 「この足にナミの足を入れてみて」ナミは店長の動かしたタコの足を着ぐるみの中に手を入れて探ってみる。 ナミはすぐに先程動かしたタコの足を探り当てた。 ナミは厳しい体勢であるが器用にその中に足を入れる。 入れていくと意外と奥まで入っていく。 膝下まで片足がタコの足になった。 もう片方の足も同じ要領で入れる。 次は腕、足の時と同じ要領で腕を二の腕までスッポリと収まると、タコの足を動かしてみた。 少し工夫して動かすと本物のように見える。 ”我ながら見事だ”と楽しくなりナミは自画自賛したが、実際にはそれほどではなかったものの店長は敢えて褒めてくれた。 両手ともタコの足に腕を収めた時点で、店長がまたも着ぐるみの中に腕を突っ込んできた。 素早くナミの二の腕辺りのベルト、続けて足もベルトでタコの足が抜けないように固定した。 「えー、ちょっと!待って」と言いかけて止めた。 そんなことを言っても店長は私が着ぐるみを拒否することを認めてくれない、それにここまで来て引き返す自分にも納得できないこともあった。 「どうした?」店長の言葉に対して「この後はどうするの?」 「期待してるのか?」店長は少し嬉しそうに言う。 こういう時の店長は、何かフクミがあることをナミが思い出した時は遅かった。 店長は赤いラバーマスクを持って立っていた。 そのラバーマスクはラバースーツと同じ真っ赤だった。 それはただのラバーマスクではなく目も鼻も穴が開いておらず、あるのは口のところに呼吸用のパイプがついているだけ。 店長はナミにパイプを咥えさせてから、ラバーマスクを被せる。 もうこうなるとナミは抵抗することなく、店長の奴隷のようになる。 パイプを咥えさせた後、呼吸出来ているか確認する。 それを終えると次はタコの足の一本からホースのついた足を手探りで見つけ、そのホースをラバーマスクから突き出ているパイプへと接続する。 このホースはナミの呼吸用のもので、タコの複数の吸盤に穴が開いていて呼吸できるようになっていた。 また、その穴からは空気は入るが、液体などは入らないような仕組みも付け加えておく。 ナミが苦しがらないのを確認した後、命綱となるホースが外れないように頭とホースを接続しラップで頭をグルグル巻きにした。 店内は営業前ということもあり静かなため、タコの吸盤からの少し苦しそうな呼吸音が聞こえてきた。 店長はまたもタコの着ぐるみの中へ腕を突っ込み、何か作業を始める。 タコの着ぐるみからラップでグルグル巻きにされた赤い頭を出しているナミ。 体を二つ折り状態にされ、ナミの手足はタコの足に収まり自由に動かせなくなっているため、店長が何をしても、もはやなんの抵抗もすることはできなくなっていた。 タコの着ぐるみの中で店長の手は、ラップに包まれたナミのアソコへと伸びるジャバラ状のパイプを探り当てタコの口へと接続する。 店長はしっかりとパイプと口が接続されたのを確認すると、次は最後に残っていたナミの頭、いや真っ赤なラバーに覆われさらに幾重にもラップで巻かれたただの物体と化したそれを着ぐるみへと押し込む。 ファスナーを閉め、タコの頭の下から飛び出していたモノを半ば力づくで押し込んでいく。 こうしてナミはタコの着ぐるみへと収まった。 通常ならココで終わったのだが、店長はナミのためにある仕掛けを用意していた。 それがナミのアソコへと伸びるジャバラ状のパイプ。 まず、タコの口にローションをたっぷりと注ぎ込む。 それが終わるとその口を上に向けて、ローションが漏れ出ないようにする。 店長は右手には男性器を模した大人のおもちゃを手にすると、それをタコの口からゆっくりと中へと押し込んでいく。 ナミの体に達したようで、大人のおもちゃが入っていかない。 それでも大人のおもちゃを回しながら力強く挿入すると”ズブッズブッ”と音を立てよりさらに奥へ。 と同時にタコが妙な動きをし「んー、フーッ」という声も漏れ出てくる。 店長は一度奥へと入った大人のおもちゃを引き抜く。 またも「フーッ、フーッ」という声。 タコの一本の足から声混じり吐息が漏れる。 それを繰り返す店長。 その手の動きはだんだんと速くなる。 タコの足から漏れる声も徐々に大きくなるに連れて、タコの足の動きも激しくなる。 「ぁぁぁぁ、ひふー」悲鳴にも似た大きな声をあげた後、タコの足は力なくダラリと垂れた。 店長は大人のおもちゃを動かすのを辞めた。 次に店長はタコの入っていた壺にクッションを詰め始めた。 ある程度詰めると今度は、横に倒れまだ荒い呼吸が聞こえてくるタコの元へいく。 そして、抱き上げると壺の外にタコの足が出るようにする。 壺の中ではナミのお尻をクッションが支えてくれている。 タコのセッティングができた時点で、壺を台車に載せてから、タコの口へ再び手を突っ込むと大人のおもちゃを奥へと突っ込む。 タコの足が大きく動くとともに「ふ、ふぅぅぅー」という声が漏れる。 タコの足が小刻みに動いているのを確認しながら、店長は何かのスイッチを入れた。 「ふぅ、ふぅ、ふぅー」何か訴えるような吐息が続きタコの足が動き出した。 その後最後の仕上げとばかりに、タコの滑りをローションをたっぷりかけて表現し、店頭へと出す。 タコは往来する人に影響することなく、足を動かし続けた。 タコの着ぐるみから出たナミは、無理な体勢での拘束に加え、暑さと快楽の攻め、そして軽い呼吸制御で店のホールに立つことはできず、ただただ休憩室で横になっているだけだった。 それでも閉店時間になるころにはようやく回復し、遅い時間に食事をとった。 それが元でやはり、痩せることはできなかった。
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檻に入れられたさつきは警察の駐車場で一晩を過ごした。 何度助けを求め、叫び続けたが見張りについた警官に警棒で檻を叩かれた。 その度に萎縮して叫ぶのをやめたが、それでもしばらくすると叫んだのだが、ついには疲れて眠ってしまった。 翌朝、昼前に檻ごとトラックへと載せられる。 檻には布がかけられ、外が見えない状態で。 どこに連れて行かれるのだろうか? そんなことを考えていたが、どこへ連れて行かれても、この着ぐるみからは解放されないと思い、さつきは考えるのをやめてしまった。 巨大アルマジロとなったさつきが運ばれてきたのは大学の研究施設。 その大学は皮肉にも、さつきが非常勤講師をしている大学。 檻には布がかけられたまま、研究室へと運びこまれた。 檻の外では警察関係者が「よろしくお願いします」と挨拶をしている。 そして、間もなくかけられた布が取られる。 眩しさで外の様子が分からないさつきであったが、目が馴れて徐々に見えてくる。 周りを見渡し焦るさつき。 目に入ったのは檻に背を向け、資料をめくる白衣の男性の姿。 さつきはその男性に背を向け、ジッと動かなくなる。 さつきは今置かれている状況を把握し、そして泣き出してしまう。 しかし、声は相変わらず動物の鳴き声。 調査にあたったのは大学の准教授 松田稔、専攻は動物学でその権威であり、またさつきの恋人でもあった。 恋人の稔にはUMAカフェで働いていることは秘密にしていた。 変に興味を持たれたくもなかったし、地底人の自分を見られたくなかった。 しかし、今の状況は最悪である。 稔にこれから色々と調査をされる。 いずれ、自分が着ぐるみに閉じ込められていることを知られてしまう。 稔は見たこともない生物を色々な角度から観察する。 しかし、さつきは必死に目を合わせないよう、逃げるように動く。 背中を見せる巨大アルマジロの背後から、稔は体を触ってきた。 ビックリして動くと、稔もビックリしていた。 骨の形状から地球上のどの生物に近いかレントゲンにかけられることになったが、大型の動物なので檻から出さず、そのままレントゲンにかけられることになった。 こうなれば、さつきは諦めるしかなかった。 全く抵抗せず、目を閉じレントゲンにかけられる。 結果に驚いたのは稔。 精巧にできた着ぐるみということを知る。 のちにもっと驚くことになるのだが。 レントゲン写真から中には女性がいることも分かり、慌てて救出しようとするがどうしたらいいが分からない。 下手に着ぐるみを破損させると、中の女性まで傷つけてしまうことになる。 少し考えた稔は、巨大アルマジロに話しかける。 「どうやって、この着ぐるみを脱ぐんですか?」 巨大アルマジロは下を向いて動かない。 「脱ぎたくないの?」優しく話しかけると、巨大アルマジロは大きく首を振る。 「じゃあ、手伝うから教えて」という言葉に、巨大アルマジロは頭を回すような手振りを見せる。 稔は硬い頭を両手で挟み込みようにして回す。 しかし、頭は外れることなく巨大アルマジロの体が捻じれる。 思わず、呻き声を挙げるアルマジロ。 稔は頭を回すのをやめて、謝る。 「ゴメン、痛かった」 「どうなっているのか、分からないので慎重にするね」と優しく話しかける。 そして、今度は少し右に回すとすぐに左へといった具合に微動を繰り返し始めた。 これならばアルマジロの体が捻じれることもない。 徐々に回る幅が広がる。 そしてついに頭が外れた。 ゆっくりと頭を持ち上げようとする稔、しかしアルマジロは横を向いた頭を天辺から押さえて頭を取らないでといった仕草を見せる。 「顔を見られたくないんだね」といって稔はアルマジロに背中を向ける。 しかし、アルマジロは固まったように動かない。 アルマジロの中で、さつきは稔に顔見られたくない一心で頭を押さえた。 仮に自分で頭を外しても、いつもと様子の違う着ぐるみに動きを封じられた状態では、おそらく自分一人で脱ぐことはできないと考えたさつきは意を決して、稔に協力してもらうことにした。 頭を戻し、稔に近づき肩を長い爪で叩く。 稔が振り返ると、頭を取ってくださいとお願いするように、頭を下げる。 稔は「分かったよ」と返事をする。 そしてアルマジロの頭を外した。 中から現れたのは、土色をした頭。 さつきは覚悟を決め、顔を上げる。 稔が視界に入ると安心して涙が溢れてくる。 しかし、稔は特に驚いた様子を見せない。 それはインナースーツのフードがさつきの髪や顔の輪郭を、動物の声に変換するマスクが、鼻と口を大きく覆い隠して目だけしか出ていない状態だった。 加えて気の強いさつきは、稔の前で涙を見せたことがなかった。 そのため、稔はアルマジロの中身がさつきであることに始め気づくことはなかった。 涙を浮かべる女性のマスクを外す稔。 さつきは咄嗟に顔を隠すように、稔に抱きつく。 稔はさつきとは気づかず、怖い思いをし安心感から抱きついたものと思っていた。 しかし、耳元で「ゴメンなさい、ゴメンなさい」を繰り返す女性。 稔にはその意味が分からなかったが、女性の声に聞き覚えが。 抱きついているアルマジロの着ぐるみの女性を優しく離し、顔を確認する。 「さつき?」 フードを被り髪型は分からない。 顔には動物の声に変換する装置の跡がしっかりと残っていたが、間違いなくさつきだった。 稔にUMAカフェのことも、その客に注意をしたことで、このような嫌がらせをされたこともすべて話した。 稔はとりあえず着ぐるみを脱がせようとするが、発泡ウレタンで着ぐるみに埋もれてしまったさつきの体は簡単には引き出せない。 それでも、さつきの体を気にかけながら作業する。 発泡ウレタンを崩しながら掘り進める。 細かくなったウレタンが部屋の中を舞う。 2人ともマスクを付けて稔は作業進める。 苦労の甲斐あって、さつきは無事に着ぐるみから出られることができた。 そして、地底人の着ぐるみもほとんど破損することはなかった。 さて、着ぐるみを脱ぐことはできたが、さつきの着替えがない。 さつきの家の合鍵は稔が持っているので、家には入れる。 稔が取りに行くことも考えたが、2人で相談した結果、さつきをスーツケースに入って運ぶことに。 研究で大学に泊まることもある稔は、着替えをスーツケースに入って持ってきたところであった。 着替えをすべて抜き、さつきを入れる。 とりあえず、研究室から車までと車からさつきの家まではスーツケースを閉めることにした。 小柄なさつきはスーツケースの中に緩衝材を入れても十分ケースの中に収まった。 研究室を簡単に整理し、スーツケースを転がし、車へ向かう稔。 緩衝材を入れたものの、予想以上の揺れに戸惑うさつきであったが、稔にこれ以上心配をかけたくない一心で我慢する。 車についた稔は、スーツケースに声をかける。 「大丈夫?苦しくないかい?」 その問いに対して、さつきは「大丈夫、このまま運んで」と。 スーツケースを後部座席に積み込むと、稔は慎重に車を走らせる。 しばらく走り、さつきの家に到着。 車を止め、稔はまたスーツケースに声をかける。 「着いたよ、もう少し我慢してね」 さつきからの返答は「ちょっと苦しくなってきたから、早く運んで」と。 それを聞いた稔は急いで、スーツケースを慎重に扱いながらも、さつきの部屋へと向かう。 合鍵で部屋に入ると、スーツケースの鍵を探す。 運んでいる最中に、開いてはいけないと思い、ご丁寧に鍵をかけたのだった。 しかし、スーツケースの鍵が見当たらない。 稔の額に変な汗が噴き出してくる。 「早く、開けて」 スーツケースからは苦しそうなさつきの声。 ますます、焦る稔。 自分に「落ち着け落ち着け」と念じるようにつぶやき、鍵をどこで落としたか思いかえす。 「あ!」思いあたるのは大学から車に乗るとき、ポケットにスーツケースの鍵と車の鍵を一緒に入れていたから、車の鍵を出すとき駐車場に落としたのだと。 スーツケースを横にして「すぐ戻るから」と言い残すと部屋を飛び出す稔。 慌てて車まで大学までの道を引き返す。 大学までの道を半分程戻った辺り、信号待ちでポケットの上から鍵がないかを確かめる。 「ん*」 ポケットの中で隠れるように、スーツケースの鍵が入っていた。 早く引き返したいが、なかなか信号が変わらない。 急いでいる時の信号は異常に長く感じるものである。 信号が変わり、大慌てでさつきの部屋と戻る。 そして、スーツケースを開ける。 長時間スーツケースに閉じ込められていたさつきは、顔色が悪くグッタリとしていた。 一瞬、死んでしまったのではないかと思ったが、弱くではあるが確かに呼吸をしていた。 インナースーツを脱がせ、楽な状態にし寝かせる。 1時間程した時、さつきは気がついた。 目覚めたさつきは、稔を見てビックリする。 「どうしていてるの?」 稔もその質問に驚く。 さつきはある期間の記憶を失ってしまっていた。 スーツケースのことはもちろん、悟史のこと、着ぐるみに閉じ込められたことさえもすっかり忘れてしまっていた。 稔は今までの経緯を話そうとしたが、さつきが記憶を失ってしまう程の嫌な体験だったのであれば、このままそっとおく方が良いと考え、さつきには何も告げなかった。 おしまい
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仕事もしないでいた自分に大学時代の友人から一緒に仕事をしないかと誘いがあった。 誘ってくれた彼女はこちらの出身ではなく地方出身者で大学を卒業後しばらくはこちらにいたが、その後地元に帰ったと聞いていた。 大学時代はすごく可愛く好意をもったこともあり久しぶりに会ってみたい気持ちもあり、指定されたところへ行った。そこは彼女の地元の物産店だった。 入口には妙にリアルな恐竜の置物?があった。 店内に入ろうと近づくと「直樹くん!来てくれたんだぁ」とその恐竜が立ち上がり、 話しかけてきた。 そう、その恐竜は誘ってくれて彼女、美優が入っていたのだ。 恐竜の着ぐるみの彼女に手を引かれて店の奥へと入っていく。 店には店長の里香(30歳くらい)と里香よりも少し若い恵美がいた。 「店長がもうすぐ来るからと」と言いながら、美優は恐竜の口を大きく開けると、口は顎 から上が裏返り黒い丸い物体が顔を出した。 その黒い物体を近づいてよく見ると、鼻のようなものそれに耳も、それに少し息苦しそうな呼吸音も聞こえる。 「近づきすぎ!」美優の声にビックリして後退した。 自分では気付いていなかったが、近づきすぎていたようだ。 美優が「頭の後ろのファスナー下ろしてくれない」と。 黒い物体の後ろにまわると、後ろにファスナーがあり、下ろしていくと、後ろでお団子 結びの髪が、続いて美優の顔が出てきた。声は聞いていたが、久しぶりに美優に対面 できた。大学時代から可愛くスタイルもよかった彼女はどこかのモデル事務所に所属 していたときはチョクチョク連絡を取り合っていたが、事務所をやめて地元に帰って からは疎遠になっていた。 なにかゴソゴソしている美優、顔しか出ていなかった恐竜の口の部分から美優の両腕が が出てきて、恐竜の裏返った口を美優の腰辺りまで下げると、黒いタイツには覆われて いるが、はっきりと分かるくらい豊満な彼女の胸が飛び出してきた。 楽な体勢になった美優と久々に話をしようとしたとき、店長の里香が入ってきた。 今日は面接に来たのであって、美優と話をしに来たのではなかったことを思い出した。 美優の紹介ということもあり、少し話をしただけで採用となった。 その後、早速、業務内容の説明があった。品だしに検品、レジうち。そして、着ぐるみの 脱着のお手伝いなど。美優の手伝いだけかと思っていたが、恵美が入るご当地ゆるキャラ があり、そちらもサポートするとのことだった。 今日は恵美について、いろいろ教えてもらうことになったが、その前に美優を恐竜に戻す 初めての仕事があった。美優に教えてもらいながら、恐竜を上半身だけ着せた。見かけは すこしリアルで恐い恐竜であるが、中身が美優だと思うと変に興奮するのを覚えたが、 グッとこらえて美優を店の前へ手を引いて連れていった。 ちなみに、なぜ恐竜なのかというと美優の地元では恐竜の化石がいくつも発見されている からだそうだ。ゆるキャラは名産のキノコをモチーフにしいるとか。 女性だけの職場で、それほどたいしたことはないと思っていたが、これが予想以上に きつかった。それでも小柄で細身の恵美は、身体に似合わずに仕事をこなしていく。 仕事を教えてもらいながら、着ぐるみについて教えてもらった。 今、美優が着ている恐竜は一つで美優に合わせて造ってあるので、彼女しか着れない。 ゆるキャラは2体あり、一つは恵美が着る少し小さめのものと、美優が着る少し大きめの ものがある。日替わりで、着ぐるみを担当しているが、日曜だけはゆるキャラ2体で、 店は店長と日曜限定で来てくれる応援の方と2人でまわしているが、やはり人手がほしい ということ、それと来週テレビの夕方番組で店を取り上げもらうことになり、取材がはいるが日曜に来るので人手がどうしても必要になったので自分が呼ばれたのだとわかった。 閉店の1時間前には、着ぐるみは撤収して閉店準備を始める。 美優を着替えさせるために、店の奥へ手を引いて連れていく。 部屋に入ると、恐竜の口を上下に裂くようにして開けると、また黒い物体 美優の 頭が出てきた。そのまま、腕を持ってやると美優は力をこめて後ろへ自分の腕を 引いて着ぐるみから片腕を抜いた、もう片方は自分で抜き、着ぐるみを腰辺りまで 下げる。次は脚の部分をしっかりと持ってやると、片足ずつ着ぐるみから引き抜いた。 目の前には、全身真っ黒なのっぺらぼうが現れた。 まじまじ、見ていると、「早くファスナー下ろしてよ」と美優。 美優の声に我に返り、後ろに周りファスナーを下ろす。身体をのけぞるようにして美優が 顔を出した。そのまま、全身タイツを脱いでいく。「ちょっと待って、すぐ部屋出るから」 といったが、美優は「いいよ、裸じゃないから。汗かいてもいいように水着きているから」と。続けて、「ありがとう。シャワー浴びてくるから、閉店作業してきて」と。 こうして、物産店で仕事が始まった。 翌日は美優が店内業務で、恵美が着ぐるみ担当だが、着ぐるみを着せる手伝いは初めて なので、美優についてもらい教えてもらうことに。 美優が出してきたゆるキャラの着ぐるみを見て驚いた、すごく小さい。 恵美は確かに小柄だがそれでもこの着ぐるみは小さすぎる。 ゆるキャラは、キノコの傘をかぶっており、太い軸の部分から細いキノコが2本生えて いる(手の部分)、そして軸の根元(足の部分)は二股に分かれている キノコに入るには、頭の傘の部分を開いて入るのだが、丈が短すぎる。 どうやって、着るのだろうと考えているところに、頭から足の先まで黒の全身タイツを まとった黒いマネキンのような恵美が現れた。 早速、キノコを着せにかかる。 美優の指示で、床に正座している恵美を片足ずつ着ぐるみに入れていく。 そう、小さな着ぐるみを着るために、膝を曲げた状態で入らなければいけないのだ。 両足が納まると、恵美を立たせ着ぐるみを胸の辺りまで引き上げる。 つぎに手の部分だが、これまた短い。 恵美は肘を曲げ、片方ずつ着ぐるみに入っていく。 一度キノコに入ると、自分では脱ぐことはもちろん、曲がった腕や脚では動きが制限 され自分では少し動くくらいで、なにもできなくなる。 頭だけ飛び出た状態の恵美にキノコの傘を被せて完成である。 中からは傘のひだ部分の隙間から外がよく見える、恵美に被せる前に被らせてもらった。 移動がたいへんなので、キノコになった恵美を台車に載せて店の前へ。 自分で降りようしているが、転びそうなので抱きかかえて降ろしてあげた。 傘の奥の方からこもった声で「ありがとう」という声が聞こえてきた。 「がんばってください。」と声をかけて店内に戻る。 美優に仕事を教えてもらう。 外では短い手足を動かす愛らしい姿に、通りを行き交う親子連れに大人気だった。 中には写メを撮る人の姿も見られた。 美優の恐竜のときは泣き出す子供もいたが、えらい違いだ。 気になり、恵美の様子ばかりを見ていたので、美優に怒られた。「見習いさん、しっかり 仕事してね」と。 仕事に専念して、ふと恵美のことが気になり見てみると、キノコの姿が見えない。 慌てて外に出ると仰向けの状態で、短い手足をパタパタしている。 必死に起きようとするが、短い手足ではどうにもならない。 起こしながら、どうしたのか聞くと、中学生の三人組が来て、話掛けられたが応えず にいると押されて倒されてしまったのだ。 倒れたまま10分くらい起き上がろうと奮闘したが、駄目だったところに、直樹が 気付いたのだった。 かなり、がんばったようで、説明する声が途切れ苦しそうだった。 背中の汚れたキノコに入った恵美を立たせ、台車と店長に恵美の休憩の了解を取りに 店に入った。 キノコに入った恵美の元に台車を持って戻る、そのまま台車に載せて店の奥へ。 幸い キノコの周りには人はおらず、すんなり店の奥へ運ぶことができた。 すぐに傘を取ると、黒い頭が現れた、かなり辛そうに呼吸している。 かいた汗でタイツが顔に纏わりついて呼吸がままならないようだ。 着ぐるみを脱がせるより先に顔の部分だけ解放した。 恵美の顔は赤く、湯気が立ち上っている。 団扇で扇いで、落ち着かせてから着ぐるみを脱ぐのを手伝った。 「私、鈍臭いのでよく転ぶので慣れてはいるんですけど・・・」と恵美。 恵美を休ませて、状況を店長に報告すると、「君、やってみる?」と。 一瞬、なにを言っているのか理解できなかったが、すぐに着ぐるみに入ること だとわかった。 戸惑っていると、店長は美優を呼んでなにか指示をしている。 その後、美優に連れられて店の奥へ。 店長から美優に、自分と美優の身長が近いので、美優の着ぐるみなら 着ることができるのではないかとのことだった。 シャワーを済ませた恵美が申し訳なさそうに、入れ替わりで売場へ。 美優が「あの娘、Mだから、あのままでもよかったのに」と。 美優は、恵美のキノコよりも少し大きめのキノコを出してきた、使い込んだ感のある 着ぐるみだった。 以前、美優が入っていたものだそうだ。今は使っていないが何かあったときのために 予備として取っておいたものだそうだ。 そして、美優の全身タイツも借りることに、多少は伸びるがかなりきつい、 後ろのファスナーを締めてもらうと、後ろへ引っ張られるように反ってしまう、 鼻は潰れてしまいそうだが、同時に美優のいい香りがする。 締め付けがいいのか、美優の香りのせいなのか、興奮してきた。 自分では気付いていなかったが、Mなのだろうかと思いながら、着ぐるみに入っていく。 着ぐるみの中にも美優が。全身を美優に包まれているようでますます興奮してきた。 「大丈夫?」という美優の問いかけで、我に返り、すぐに大丈夫と答えたが、股間の方は ぜんぜん大丈夫ではなくなっていた。 台車で表へ運んでもらい、降りるくらいは自分でとやってみたが、想像以上に身体が うまく動かずにうつ伏せに倒れてしまった。 「大丈夫~?」と少し呆れた感じの声が後ろから聞こえてきた。 すぐに自分で起き上がろうとするが、腕が短すぎて、虚しく左右に揺れ動くだけだった。 「あんまり動かなくていいから」といいながら、美優が起こしてくれた。 倒されてしまい必死で起き上がろうとしていた恵美の気持ちがわかった気がした。 誰も助けに来ないで、放置されている感じはMにはすこし快感なのかもしれないとも 思った。 中身は男だが、ゆるキャラのキノコは人の目には愛らしく映るようだ。 短い手足を動かすとコミカルで可愛く見える。 人がよってきては写真を撮っていく。 そのまま、店へ入っていく人も多く、客寄せ効果はかなりある。 店は着ぐるみで繁盛しているといっても過言ではないと思う。 閉店までの短い時間だったが、彼女達のたいへんさを体験できた。 翌日、店は休みだったが出勤するように言われていたので 出勤すると店長と美優がすでに来ていたが、恵美の姿がない。 2人は足元をじっと見ている。 視線の先には黒く少し光沢のある物体がある。 よくよくみると微かに動いている。 店長が「恵美、どんな感じ?きつい?それとも気持ちいい?」と。 恵美?と思いながら少し角度を変えて見ると、 キノコに入るときのような状態の拘束着になっていた。 全身をゴムで覆われているので曲げられた腕や脚、 身体のラインまでくっきりと浮き出ているがわかる。 顔はよく見ないとわからないぐらい小さな穴が鼻のところに 2つ空いているだけで、のっぺらぼうのようになっている。 恵美の視界は当然、奪われてしまっている。 そんな恵美に美優が「触っていいですか」と聞いている。 恵美が答える間もなく美優が恵美の胸を揉みはじめた。 恵美は抵抗しようとするが、短い手足では 身体をくねらせるだけしかできなかった。 美優に身体のあちらこちらを触られて、感じているようで 吐息まじりの声が聞こえる。 このスーツは店長が恵美を細かく採寸して造ったものらしい。 店長は恵美をおもちゃにしている美優に「あなたのもあるけど・・・」と。 店長は美優のも準備していた。 恵美のものと同じ薄いゴムでできているが、形状は違い足の部分、 下半身は普通のタイツのようになっているが、 腕は後ろで組んだ状態で着るので全く手は使えなくなる。 水着を着てきていた美優は、すぐに服を脱ぎそのスーツを着始めた。 一人では着ることができないので手伝う。 着せ終わると、1本の黒い棒のようになった。 以前、モデルをやっていただけあり、美優の美脚が強調される。 店長はその黒くきれいな脚にヒールの高いニーハイブーツを、 そして合皮のスカートを履かせ、床に倒した。 そして「立つことができたら、ごほうびをあげるわ。 でも、起きられなかったらお仕置きよ」と。 美優は必死に起き上がろうとするが、合皮のスカートが 伸びず、まとわりついてくるので、脚がうまく動かせない。 なんとかしようとするが、皮が擦れ合う音だけが虚しく響くだけだった。 おまけに高いヒールのブーツでは動きは制限され、 ブーツは床の上を蹴るだけだった。 「3分あげるから、がんばるのよ」と店長。 美優とのやり取りの間、仰向け状態で休んでいた恵美だったが、 その行動が店長には気に入らなかった。 直樹にキノコの着ぐるみを取ってきて、 恵美にキノコを着せるように指示した。 迫力があり逆らうことができなかった直樹は、 店長の指示通りに恵美にキノコの着ぐるみを着せにかかった。 抵抗する恵美をキノコに入れて頭の部分を締める。 そしてキノコになった恵美に店長の蹴りが入り、 「きゃっ!」とこもった悲鳴と共にキノコが床に転がった。 店長は「起き上がれたら、許してあげる」と。 普段でも起き上がるのが困難なのに、拘束着をきたままで 中は非常に暑く苦しい、おまけに上手く動けないのに起きろなんて。 その間も美優は立とうとがんばっていたが、 約束3分が経ってしまった。 「できなかったのでお仕置きね」と店長。 笑みを浮かべながら、美優の上半身部分を ビニール袋に詰め始めた。 脚だけが出た状態で、ビニール袋の口を縛った。 ビニール袋からブーツが生えた奇妙なものが 目の前に横たわる。 その奇妙な物体が呼吸するたびに、ビニール袋が 収縮・膨張を繰り返す。 この中では、腕の自由を奪われた状態で美優が 苦しそうに呼吸しているのかと思うと興奮してきた。 また、その傍らで立ち上がろうとしてるキノコがいる、 少し体勢がよくなると、店長に蹴られて倒れている。 これでは立つことはできないだろう。 それでも必死にあがいている恵美は今、 どんな気分なのだろうかと考えているとまた興奮してきた。 しばらくすると、美優に被せられているビニールが曇ってきた。 そして、よく聞き取れないが、ぐもった声で助けを求めている。 立ち上がろうとしていたキノコもおとなしく床で転がっているが 耳を澄ますと苦しそうに呼吸しているのがわかる。 それを見て店長が、直樹に「彼女達を解放してあげていいわよ」 といって部屋を出て行ってしまった。 まず苦しんでいる美優のビニール袋を外してやると、 少し楽になったのかおとなしくなった。 そのあとすぐにキノコの頭を外してやると、 恵美が肩で呼吸しているのがわかった。 二人ともしばらくそのままで動けなかった。 お昼も近くになり、二人ともようやく 解放されたかのように思われた。 美優と直樹は先に店を出たが、 恵美はまだ解放されていなかった。 キノコからは解放されたが、 恵美には店長が特別な着ぐるみを用意していた。 それは精巧に造られた犬の着ぐるみ。 再び拘束着を着せられた恵美は、 犬にされていく。 最後にお腹部分のファスナーを閉める、 ファスナー部分は毛で覆われて 全く判らなくなった。 拘束着で曲げられて短くなった手足をカバーするように 犬の着ぐるみには肉球のついた細い前足と後足がついている。 そのため、恵美はうまく立つことも歩くこともできない。 そんな犬にした恵美を店長は大きめのゲージに押し込む。 そして、そのままゲージを車に乗せて帰った。 店長の家で恵美がどうなったかわからない。 とある物産展(後編)
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飼育(前) 健吾「さて、後は手と頭を入れて…と」 手はすんなりと通り、頭を入れてみる。 まだ、背中のチャックは閉めていないが、頭の中は全く隙間がない程に密着していた。 健吾「じゃあ、背中閉めるよ…」 背中のチャックが閉められた。 すると、体のほうも着ぐるみが厚く作られているのか、かなりの密着具合であった。 つまり顔から体、足の先まで全身が軽く締め付けられているような状態だ。 明江(これ…かなりきつく出来てるな…全く隙間ないや…) 健吾「大丈夫だね!じゃあ、スタジオに行くよ」 どうせ声は、小さな唸り声しか出ないので、軽く頷く明江。 そして、リアルなゴリラは隣のスタジオへ移動を始めた。 しかし、足が完全に伸びない作りになっているため、一応歩くことは出来るが、 中腰で、半ば片足ずつのうさぎ跳びをしている状態。 これは明江にとっては、かなりきついウォーキングである。 明江(…こ…これ…歩くの…かなり…きついな…) すぐ隣のスタジオに移動するだけだが、スタジオにつくころには、 明江は外から見て、ゴリラが立て揺れするのが分かる程に、息が上がっていた。 明江(…撮影が…始まる前から…かなり……暑いよぉ……) ラバースーツを着た上、かなり厚めの着ぐるみ、しかも中の空間はまるでなし、 暑くなるのは当たり前である。 健吾「さてと、最初のカット。ゴリラちゃん、合図でここからあのタレントさんのところまで、 走っていって!」 明江(!?走る!!!…ここまで来ただけできついのに…走る?) しかし、声も出ない明江は言われた通りの事をがんばってやるしかない。 健吾「じゃ、リハーサルから。準備はいい?」 明江も仕事だからと、腹をくくった。 健吾「よーい、スタート!」 健吾の掛け声と共に、先程のきつい体勢で出来る限りの走りをした。 健吾「はいストップ!」 明江(…はぁ…はぁ…何…この…着ぐるみ…きつ…すぎ…) リハーサルの一回だけで、倒れるのではないかというくらい息があがり、 当たり前だが、既に着ぐるみの中はかなりの高温、大量の汗が出ていた。 そんな明江とは裏腹に、 健吾「ゴメンゴメン!カメラの調整が追いつかなかったから、もう一回!」 明江(…え…もう一回…?) 本来なら、健吾に殺意を抱いてもいいくらいの状況だが、声も出せず反論も出来ない、 そして、明江は健吾に対して満更でもなかった為、やり切る事を選択した。 健吾「じゃ、もう一回ね。よーいスタート!」 またも出来る限りの走りをする明江、しかし… 健吾「ダメだな…この角度じゃ、映り方が悪いな…逆から走ってみよう」 明江(…はぁ…はぁ…ダ…ダメ…なの…きつい…よぉ…) その後、結局リハーサルだけで10回は越えて明江は走らされた。 そして、ようやく本番が撮影された。 健吾「オッケー!問題なし!ゴリラちゃん大丈夫??」 そう聞かれたものの、明江は返事をする気力もなかったが、 健吾だけに聞こえるくらいに、きついことを伝えようとした。 明江「…ぅ…ぅ~…ぅ…」 健吾「さすが!慣れてる人は違うねぇ~じゃあ、少しそのまま休憩してて」 ゴリラから漏れてきた声に健吾はそう言って、その場から離れて行った。 明江(ち…違う…きつい…脱がしてほしい…) 明江は脱がしてはもらえず、そのまま次の出番まで待つこととなった。 かなり着ぐるみ内は暑くなってはいたが、走る事が終わったので、 呼吸を整えることは出来た。 そのまましばらく待たされたが、明江には時間を知る術もない。 しばらく、ボーっとしていた明江に健吾が声をかけた。 健吾「お待たせ!次は木登りのシーンだから、ワイヤーつけるね」 そう言って、明江を引っ張り起こし、背中に何かをつけ始めた。 健吾「はい!出来た!じゃ、一回あげてみてください!」 健吾がそういうと、突然、明江の体が引っ張られた。 明江(痛…痛いよ…ベルトが食い込むよぉ…) ワイヤー用に取り付けたベルトが、明江の体に食い込みながら、着ぐるみごと宙へ持ち上げる。 明江の体に食い込むベルトが、明江の体重と着ぐるみの重さを支えるのだ。 痛いのは当然である。 そして、ゴリラはスタジオのかなり上まで吊り上げられ、宙ぶらりんの状態となった。 健吾「吊り上げ、大丈夫だね。じゃ、下ろして。撮影は木をマッハでよじ登る感じだから。 合図で、勢い良く引っ張りあげてね!ゴリラは登ってつ感じの演技で!」 明江(え!?勢い良くって!?…かなり…痛いんじゃ…) 健吾「じゃテスト!よーい、スタート!」 健吾の合図と共にワイヤーが引っ張りあげられる。その瞬間、かなりの力でベルトは、 明江の体を締め付ける。 明江(い…いたい!!!…でも……なん…だろ…) 自分では自覚はなかったが、どうやら明江には締め付けられる事に、快感を感じていた。 着ぐるみが好きで仕事にしているのも、その辺りがあるのだろう。 それ故、ラバースーツ、かなりきつい着ぐるみ、ワイヤー用のベルトでの緊縛、 彼女にとっては最高の快感であった。 健吾「もう一回いくね」 そうして、何度かテストは繰り返され、ようやく本番となった。 テストをする度に明江の快感は増されていった。 健吾「じゃあ本番ね!」 最高の緊縛、そして着ぐるみによる暑さから明江の頭の中はグチャグチャになっていた。 明江(え…もう…本番…でも…わたし…どうかなっちゃいそう…) 健吾「本番!よーい、スタート!!」 健吾の合図と共に今までにないくらいの勢いでワイヤーが引き上げられる。 その締め付けが明江を最高の快感へと誘う。 明江(あぁ!…ぁ…もぅ…あ…ぁぁ…ぁあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!) 引きあげられながら明江は逝ってしまった。 飼育(中後)